第45話 ぼくの特殊能力と技量は?(10)
サラが声をかけてきたから首を傾げると。
「──仙術スキルや気功力の活用方法だけれど、今後は健ちゃんの異世界冒険譚のヲタク知識を活用しながら、《《仙術》》や《《気功砲》》を色々と試してみて、健ちゃん自身がどれが合うかを試行錯誤してみるといいよ……。特に健ちゃんは属性の方も全種類使えるようにサラたちが能力を仙術スキル《《譲渡》》使用して授けているから、何でもできるようにはなっていると思うから、がんばってあなた……」
ぼく自身もついついとじゃじゃ馬姫さま時代のツンデレ彩のサラだから忘れがちになるけれど。サラ自身もぼくに能力強化を譲渡してくれた女神さまだったことを思い出し。サラの説明をぼくは素直に聞き、脳内へとセーブすれば。
「うん、わかったよ、サラ」と頷き。
「──助言の方もありがとう、サラ……。ぼくも異世界ファンタジーに対するヲタク脳を色々と思い出しながら試行錯誤を重ねてみるよ。本当に助言ありがとうございました、女神さま」と。
ぼくが満身の笑みを浮かべながらサラへとお礼を告げれば。
「──健ちゃん、大好き~!」
サラはハーレム仕様の異世界冒険譚のお約束通り……テンプレ通りに……。
ぼくは今から家族のために家事! 主夫業! 祭壇の掃除と床掃除のクエストの続きをしないといけないのに、サラはぼくに抱きつき、チュだ!




