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第348話 御后様達への当てつけ (6)

「息子さんは沢山いるのかな?」と僕は尋ね。


「まあ、他の領主達からこいつ、シルフィーが尋ねられたら。『人質だ!』と答えさせるけれど。僕の直属の家臣として三男や四男……。その下の息子さんでもいいから友情の証として、臣下にくれないかな?」とも、僕はニヤリと満身の笑みを浮かべつつ義父へと尋ねてみた。


「えっ! 陛下! 私の息子をですかぁ?」


 僕の新しい義父は、問いかけに対して大変に驚愕する。


「うん、そうだよ」


 僕は、そんな様子を見せる義父へと満身の笑みを浮かべつつ言葉を返せば。


「な、何とも有難い言葉……。はっ、はぁ~」と、義父は僕へと大変に大袈裟な振る舞いをしつつ、驚愕をすれば。僕へと拝み、奉るように土下座をしながらお礼……。


 それも太々しい顔……。余り良い顔をしていないお妃様連中と目を合わせないように。特にウィングルの女王であるシルフィーとは絶対に目を合わせないようにしつつ、義父は僕方の者だと態度を示した。


 だから僕はこれで、『あっ、ははは』と笑っているウォンに対しての布石もまた出来たと思うのだった。


 実際のところ、シルフィーの奴がウォンとどんな話をして家臣に加えたのかは、僕自身もよくはわかっていない。



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