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第273話 更に敵を追い込みます(4)
僕のために犠牲となったカイジさんの遺体の探索と。
カイジさんが、自身の野心のために領内へと接収しようとしていた集落を襲い、手に入れるために。
別の隊を率いて、遠征に出たウルハや太々しい顔で、領内へと残ったプラムと。
象に跨り、『はいど! はいど!』と、お馬の稽古ではないが?
集落内の乱……。
そう、僕がウォンに一方的に敗退して他界をした。
あの集落始まっていらいの大惨事で、ウォンと争ったウルハとプラウム、サラはウォン……。
自身の主であろうとも平然と噛みつき、殺害するような者は、野獣と変わらないのだから。
いくら許し、頭を下げ、兵を預けてくれと嘆願をしてこようが。
野心家のウォンに慈悲の心をだすな、直ぐに殺していまえと諫められた。
だから僕も、自身の妻、アイカの阿保を寝取られ、自身の妃にしているのだから。
ウォンとアイカの首を獲ってしまうか?
今の僕ならば容易く二人の首を狩ることも可能なぐらいは、土地や財、人材、兵もある。
だから、あの小さな集落など一日もあれば力づくで接収することも可能……。




