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第202話 敵? (2)
僕はいつまでもこの場に二人──。
防衛線場にいるフェインとルイジさんへの二人へと怪我人を連れて城郭内へと。
今直ぐ帰還するようにと下知をだし。
「ルイジさんは怪我人の介護の指示をおねがい! フェインは城郭の塀に至る所に設置している櫓に弩隊を配置して。敵兵に備えるようにしてくれるかな?」
僕は領主らしく、御后さまの二人へと指示をだせば。
「はい。あなた」と。
ルイジさんは素直に了承した。
でもフェインの方はと言うと?
「健太、未だ敵が襲ってくるの?」
自身の顔色を変えつつ、僕へと尋ねてきた。
でも僕自身もよくわからない。
敗走してきたみなが敵兵の顔を一人すら見ていないのと。
もしも、こちらを攻撃する意図があれば。
もう既に敵兵達は、敗走兵達に交じりながらここまでたどり着き。
もうカイジさんの物ではなく。
彼の財産だった妻達も含めて、完全に僕の物となったこの領地を攻撃していると思われる。
僕がカイジさんの死と敗走を聞いて、時間の方もかなり経っている訳だから。
敵が攻撃をしてこない方が可笑しいから。
僕自身が考えられることは。




