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第190話 決意!(2)

 僕は番兵──。


 新米の兵達を連れて空堀の向こう側──橋の上を果敢に走り抜けていくと。


 顔見知りの兵達の顔が数人見えたと思えば。


「健太ー!」


「先生ー!」


「若ー!」と。


 こんな僕でも一応は、カイジさん──。


 領主さまの婿養子だから、僕のことを『若!』や『坊ちゃん!』呼ぶ。


 領民達、兵士達も多いい。


 だから城郭の外へと出てきた──。


 そう、敗走してきた仲間達を慌てて迎えに出てきた僕の顔を兵士達は見れば。


 今まで強張っていた顔が緩やかな物、安堵した表情へと移り変わりながら僕の元へと集い始めたから。


「みんなぁっ! 城門の前で待機ー! 見張りの者達へと声をかけ、竹の水筒に水を入れた物を沢山用意をさせて、上から落としてもらうように指示をだしてお願いー!」


 僕は大きな声を出しつつ、自身の周りに集う仲間達へと指示をだす。


「みなは、そのまま城門の前で待機ー! 敵兵がきたら迎え撃つから! そのつもりでいるように!」と指示もだす。


「「「はい」」」


「「「うん」」」


「「「分かった」」」と。



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