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第138話 肖像画(3)

「あ、あのね、姫さま……。僕の絵を見てくれないかな?」と、嘆願をする。


「絵?」


「うん」と僕が頷けば。


「君は、私にどんな絵を見せてくれるのかな?」


 姫さまは、にへらと笑いながら僕へと尋ねてきた。


 だから僕は姫さまに。


「僕が産まれ育った日本……。この世界ではない、《《異世界》》の絵を見せてあげる」と告げる。


「異世界?」


 姫さまは、僕の言葉! 《《異世界》》と言う言葉に反応示し、オウム返しのように言葉を漏らし、尋ねてきた。


「うん、そう。僕の産まれ育った日本と言う国は、この世界にはない。とても近代的な世界なのだよ。だから僕が今から姫さまの容姿を古代的な壁画ではなく。近代的な壁画で。そこの大きな岩に、姫さまの美しい容姿を描き、残してあげるよ。だから姫さまが、僕が描いた絵を気に入れば。異世界人の僕を助けて欲しい。僕は必ず姫さまやお王さま、御妃さま達……。この国の人達のためになることを色々と提案をさせてもらい。国の役に立ってみせるから命をすくってほしい。お願いします」




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