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第126話 露見! (5)

 それでもさ、人が人を食するのはよくないとは僕は思うのだが……って。


 あ! そう言えば?


 この集落の大半の人達が人ではなく亜人……。


 別の種族の人達だったよ。


 僕はすっかり忘れていたよ。


 わっ、ははは……。


 だから僕が大きな声を出し、この集落の人達に、助けを乞うだけ、無駄な行為かも知れないね?


 と、僕自身が思えば。


『ああぁ……』だよ。


 だから僕自身も、もう抗う行為を辞め。


 ここの人達に食われる覚悟をした方がいいかも知れないけれど?


 僕自身本当にいいの?


 もう諦めるんだね? と。


 僕は、もう一人の僕と問答を色々と始めたのだが。


 うぅ、ううう……。


 僕自身はやっぱりここで諦めたくはない。


 ここで諦めればゲームオーバーになるから。


 僕はまだ諦めたくはないよ!


 どんなに蔑まれ、嘲笑いをされようが。


 そう、只今の僕は恐怖の余り、尿のお漏らしと脱糞までしている状況だから……。


 本当に恥ずかしいと言うか?


 僕自身、怖くて仕方がないから。


 泣きながら震え慄いている状態だよ。


 ウサギやその他の猛禽類のように。


 だけどさ、このまま震え慄き、涙を流し続けていても。


 僕は火にくべられて、焼き殺されるだけだから。


 僕自身、何か思案をするのだ!


 そう、何か良い策はないかと!

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