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-Rift-  作者: †漆黒のN†
8/14

支払いは2Lの水で

小説は初めて書きます。至らぬ点などあったら申し訳ないです。



ーーー20XX年 7月31日 12:30



「…水は入れた、小腹が空いた用のサラダチキンも入れた、あとはこれと…これでいいかな」

「なあ」

「ん?どうかしましたか?」

「これ、持ってけ」

「これは…」

羅面が手渡してきたのは、刺股だ。


「ないよりかはいいだろ」

「え?あ、まぁそうですけど…どこで手に入れたんですかこれ」

「避難所の入口にあった」

「それ持ってきちゃだめなやつじゃ」

「こんな薄暗いところで放置されるより、外で振り回された方が刺股も嬉しいだろ」

「意味わからないんですけど」

「とりあえず持っとけ、俺は素手で行ける」

「素手って…恐怖心はどこに置いてきたんですか、ちょっと気持ち悪いですよ」

「それほどでもないぞ」

「褒めてないです」


支度は出来た。そろそろここを出よう。

「それで、発電所はどこにあるんだ?」

「えーっとですね…確か、モールの奥の方にあったはずです。だいたい一時間くらい掛かると思います」

「そうか、ならさっさと行くぞ」

「あー、ですね…」

「どうかしたか?」

「いや、こっから一時間ですよ?しかもこの暑さで!!だるいなとか思わないんですか??」

「動かなければ何も始まらないからな、それくらい我慢したらどうだ?」

「…やっぱ強いですね」

俺たちは歩みを進めた。

進めたんだが…




「やっぱ暑いし疲れたッ!!!!!!」

「なんだ、まだモールが見えたところだぞ」

「あなたとは違って暑いもんは暑いし疲れるものは疲れるんですよ!!!!!!」

「じゃあ一旦どこかで涼むか?」

「涼ませてください…というか、よく見たらモールの前にいる化け物、少し増えてないですか?」

「増えてるな」

「…とりあえずもう限界です、たしかこの辺りにコンビニが…」



ーーー20XX年 7月31日 13:00



「コンビニありました!早く入りましょう!!」

駆け足でコンビニの入口へ向かう。

バコンッ!!

「いっったっ!?」

電気が止まっているのを忘れて、勢いよく自動ドアにぶつかってしまった。

「なにしてんだ」

「い、いやこれは」

最高に恥ずかしい。


「中はどんぐらい涼し…あんまり変わんないな」

「電気止まってるからな」

まあ日光が当たらないだけマシか。それより気になったのは…

「当たり前かもですけど、商品棚なにもないですね」

「ここは避難所から比較的近いからな、他の生存者が取ってっ…今、レジの奥から声が聞こえなかったか?」

「聞こえました…早速エンカウントですか…」


慎重にレジ奥へ向かう。


「行きますよ」

「ああ」


勢いに任せて部屋に入る。そこで見たのは…


「…人?」

おそらくここのコンビニの店員と思われる女性が、俺達にナイフを向けている。

「人で良かった…ここに居たら危ないですよ、僕達と一緒に避難所へ」

「来ないでください!!!!!!!」

「えっ」

「どうせあんたたちも()()()()と同じなんでしょ!!!!!

それ以上近づいたらぶち殺してやる!!!!!」

と言いつつも、手足共にすごく震えている。

「落ち着いてください!!僕達は生存者です!!決して()()()()なんかじゃありません!!」

「…っ」

変わらず構えを解かない。

「お願いですからそのナイフを…!!」

「いや、いい」

「羅面さん…?」

「そいつの好きにさせてやればいい、どうあがいても俺たちに心を開くつもりはなさそうだからな」

「…でも!!」

「好きにさせてやれ。」

「…」

俺はバックから水を取り出し、その人の足元へ投げる。


「…?」

「この水あげますから、少しだけ、ここで休ませてください。いいですか?」

ナイフがほんの少し下を向く。


「…じゃあ、休みますね」

俺達は部屋を出る。




「ほんとに大丈夫なんですか?やっぱり避難所まで案内したほうが…」

「ああいうのは関わらないのが一番だ。目的を忘れたのか?」

「…そう、ですか」




暇で書いた小説なので続きはあるかもしれませんし、ないかもしれません。

あるとしてもそれは1世紀後かもしれません。

とりあえず暇なときだけ書いて出します。

誤字めっちゃあると思います。

というか周りの人みんな高クオリティすぎて怖いです。

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