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-Rift-  作者: †漆黒のN†
6/10

帰宅

小説は初めて書きます。至らぬ点などあったら申し訳ないです。



ーーー20XX年 7月30日 17:00



「…ホウオウのやつおせぇな…もしやもう死んでんじゃねぇだろうな…」


コツ…コツ…

「……お、足音。おーい!大丈夫かーー!?…ってお前…」

「どうし…ました」

「いやどうしたもなにも…その服なんなんだ」


羅面に指摘され、自分の着ている服を見る。「うわっ」と、思わず声が漏れた。

服は血でびちょびちょになっている。おそらく化け物を殺ったときに付いたのだろう。疲労で気づかなかった。


「これは…化け物を殺した時についたものだと思います。」

「殺した?見るからに貧弱そうなお前が?」

「失礼ですね…もちろん正面からじゃ勝てませんよ、後ろから近づいて刺股で殴って殺したんです」

「はーん、やるじゃねぇか」

「そんなことより…早く帰りましょう…俺はもう疲れました…」


俺達は袋を手に、スーパーを後にした。


…………


「はっ…はっ…はあああ…」

「頑張れ、避難所はもう目と鼻の先だぞ」

「いや…もう無理です…ちょっと荷物持ってください…」

「しょうがないな」

「はあっ…はあっ…」

なんでこいつは息切れすらしてないんだ。ゴリラかよ。


「もう行けるか?」

「も…もうちょっと…」

「そうか」



ーーー20XX年 7月30日 17:30



「着いたああああああああああ!!!!」

「良かったな」

避難所の入口へと向かう。

そこら中から無数の視線を感じる。まあ、誰だって血まみれで歩いてるやつを見たら驚くだろう。


「あついよー…ていうかお兄ちゃん遅いねー、大丈夫かなぁ…」

「あの男…もしも守ってくれなかったら必ず埋める…!!」

「ママじゃ無理だよ」


「た…ただいまー…」

無事に帰ってきたという安堵で無意識に荷物を手から離す。


「疲れたよほんと…」

母が何かを口にしようとする。


「…い」

「い?」


「いやぁぁぁぁぁあああああああああああああああああっ!!!!!!!!!」


「…唐突に叫ぶなって」

「ばっ…化け物っ!!!」

「いや俺だって!?」


妹は口を開けたまま固まっている。

…急に大量の足音がこっちに近づいてきた。


「大丈夫か!!!!!」

「化け物が…わたしたちを襲ってきたんです!!」

「てめぇよくも…!!!」

「よく見ろって!!確かに俺血まみれだけどちゃんと人間だぞ!?」

「噂通りこいつは凶暴だぞ!!みんな気をつけろ!!!」

「だから違うって!!!!ふざけんな!!!!!!!!!!」


「…楽しそうで何より♪」


しばらくして…


「…はあ、そんなことがあったのね、誤解してごめんなさい」

「困るよまじで…」

「お兄ちゃん夏休みは家で引きこもってるくせに意外と強いんだね」

「お前は黙れ」

俺はその後、避難所を管理している人に情報と食料を提供し、ベッドに横になった。

よっぽど疲れていたのだろう。俺は横になって数十秒も経たないうちに眠りについてしまった。




「…ん」

目を覚まし、あたりを見渡す。

…ここはどこだ。そこら中が緑だ。

「なんだここ…森か?とりあえず戻らないと」

俺は歩く。どこへ戻るつもりなんだろうか。


「痛っ、なんだこれ」

錆びた刺股が足に引っかかったようだ。そばには頭蓋骨が落ちている。

「うわっ、気持ち悪…なんで頭蓋骨がここに…」


再び歩みを進めようと、前を向く。

《裂け目》だ。


「う…う"わ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ"!!!!!」

《裂け目》から必死に逃げようとする。

しかし何かに躓き、転んでしまう。

俺が躓いた物は…頭蓋骨だ。

「た…助け…!!」

瞬きをすればするほど頭蓋骨は増えていく。まるでメダルゲームでジャックポットを当てたかのように。

頭蓋骨に空いたありとあらゆる『穴』は、見つめれば見つめるほど大きく広がり、俺を捕食しようとするように感じた。


「っ…ぁ…!!」

俺は恐怖で息が出来なくなる。

俺は必死で酸素を求める。

息ができない。

俺は近くにあった刺股を手に取る。

そして、自分の喉へーーーーーーーーーーーーーー




「うーん…お兄ちゃんずっと唸ってる…」

「……はっ!!死ぬっ…」

「うわぁびっくり」

「…頭蓋骨は…?裂け目は…?」

「何いってんの、今もう10時くらいだよ、寝すぎ」

「…はぁ…(泣)」

「えっ何泣いてんの、きもちわるっ」



疲れ過ぎだな。

俺はそう思った。



暇で書いた小説なので続きはあるかもしれませんし、ないかもしれません。

あるとしてもそれは1世紀後かもしれません。

とりあえず暇なときだけ書いて出します。

誤字めっちゃあると思います。

というか周りの人みんな高クオリティすぎて怖いです。

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