引越し準備:後
小説は初めて書きます。至らぬ点などあったら申し訳ないです。
ーーー20XX年 8月1日 7:00
「き、緊張するわ…!!」
「ですね、外よりも狭いですが、化け物に見つかった際、隠れる場所が多いのはちょっとした救いですね」
「そうね…というかあんた足引っ張らないでよね!!」
本来俺が言うべきセリフなんだが…
ここのモールは長方形であり、大きく分けて1階は食品エリア、2階は衣類や小物などの日用品エリア、3階は駐車場と分けられる。俺らの目的は、全ての階を調査・探索し、化け物がいないかを確認することだ。
「こうしてる間にも時間は過ぎていきます。まず1階から探索しましょう」
目的のため歩く。
…が、キシャがバタフライナイフを持ったまま棒立ちになっていることに気づいた。
「…どうしました?」
「…っ、行くわよ」
キシャの声は、少し震えていた。
「おおっ!!食料がこんなにも!!」
「も、もうちょっと声抑えてよ」
「あっ、ちょっと興奮してしまいました…すみません」
毎日多くの人が訪れるモールには避難所とは比べ物にならないほど様々な物が置かれてある。
これだけあれば最低半年…いや1年はいけるか…?
「見た感じ、特に異常はなさそうですね」
「よかったわ…昨日言ってたみたいに、ここの商品棚全部バリケードに使うつもり?」
「ええ」
「随分大掛かりな作業になること間違いなしね」
「大掛かりな作業で少しでも家族が守られるなら喜んでやりますよ…では、次は2階ですね」
「確か…ちょっと前にエスカレーターを通り過ぎたはず…そこまで行くわよ」
「分かりました」
コツコツとエスカレーターを登る音が響く。
「どうしようか…」
「?」
「いえ」
食料があるといえど、電気が使えなくなってから早1日、冷凍庫は停止し、冷凍食品などは全てダメになっているはず。1週間ほどすればモールの中は腐った魚や肉の匂いで充満するだろう。早いうちにそれらの処理も済ませねば。
「うぅ…疲れた…」
「まだ探査し始めたばっかですよ」
「運動不足にとってエスカレーター登るだけでも疲れるもんは疲れるの…」
「はあ…よくあの時あいつらから逃げれましたね」
「ねっ…ほんとにそうよね…」
「モールを動かせるような電力さえあればエスカレーターも動かせるんだが…問題はその電力をどう入手するかです。発電所を動かせばこの前のようなリスクがありますし…」
問題が次から次へと…頭が割れそうだ。
「ああクソッ…」
「だ、大丈…ひゃッ!?」
「キシャ!?」
後ろに倒れるキシャの腕に手を伸ばしたが、まるで吸い込まれるようにそのまま下に転げ落ちる。
「いたた…」
「大丈夫ですか!?」
「う、うん…少し足を踏み外したみたいで…平気だから気にしないで!」
『平気』という言葉とは裏腹に、キシャは歯を食いしばっており、目にごく僅かな涙が浮かべられていた。
「お願いですから無理しないでください、いざという時に逃げられなくなったら困ります」
「分かって…う、後ろ」
「後ろ?」
キシャが指差す方向を見る。
さっきまで居なかった化け物が5体もいる。
「…っ」
俺らは言葉で言わずともエスカレーターの手すりに身を潜める。
「…さっき転げ落ちた時の音で来たんでしょうか」
「ご…ごめ…なさ……あっあた…あたしのっ…せ…せいで……!!」
パニックで過呼吸になっている。
「俺の目を見て下さい」
「はえっ…??」
「現にまだ俺らは生きています。ここで焦ったらそれこそ本当の終わりです。」
「はっ…はぁ…っ…」
「いいですか?まずはゆっくり深呼吸をして、落ち着いてください。」
「…」コクッ
「よし」
俺はエスカレーターから頭を出し、化け物の様子を確認しようとする。
グア"ア"アアアッ…
…が、その必要は無さそうだ。
化け物とはもう目と鼻の先。10秒すれば化け物に見つかり、俺等はひき肉に加工されるだろう。
「キシャ、聞いてくれ。俺はこっから全力で走って化け物を引き付ける。その間にエスカレーターを登って2階に行くんだ。」
「でっ…でも……待っ…!!」
息を大きく吸って覚悟を決める。
引き留めようとするキシャの声を聞かないようにし、走り出そうとする刹那。
「オ"オッらああああああああああ!!!!!かかってこい腐れビッチ共があああああッ!!!!!」
グア"ア"ア"ア"ア"アアアア!!!!
モールの奥から聞こえる声の方に化け物の首は有り得ない速度で振り向き、走り出す。
「…え…は…?」
「…??」
勿論こんなことが起きるとは思ってもいなかったので、俺とキシャはしばらく思考停止に陥った。
「…はっ!今のうちに!!」
「あっ、そ、そうね!!」
そして2階へ。
お久しぶりです。漆黒のNです。
中々展開を思いつけずに放置してたら気づけば約三ヶ月経ってました。
第一、私は受験生なのでこんなことしてる場合じゃないですね。はい。
私の小説の更新を期待してる人は少ないと思いますが、
もしあなたが更新を期待してた人なら私から一言。
申し訳ないです。今後もこのように突然失踪するかもしれませんが、それでも応援してくれる人は、ぜひ、ぜひぜひ楽しみに待っていてください。
お忙しい中、今日も私の作品を読んでいただき、本当にありがとうございます。
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暇で書いた小説なので続きはあるかもしれませんし、ないかもしれません。
あるとしてもそれは1世紀後かもしれません。
とりあえず暇なときだけ書いて出します。
誤字めっちゃあると思います。
というか周りの人みんな高クオリティすぎて怖いです。




