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自分との対話

 奈津子看護師の体になって気付いた。

淳は、奈津子看護師の体になって1日の業務を終えた後、自分との対話を始めた。鏡に映る自分の姿は、今や奈津子看護師そのものであり、彼女の一日を過ごすことで彼女の生活や感情をより深く理解することができた。


「奈津子さんの気持ちが少しは分かった気がする」と淳は鏡に向かって呟いた。「彼女は本当に忙しくて、でも患者さんたちのために全力を尽くしているんだ。」


その時、奈津子看護師の記憶がふと蘇り、小谷先生のことが頭をよぎった。淳は心の中で彼女の気持ちを理解しようと努めた。「小谷先生に対する気持ち、きっと特別なんだろうな。でもどうして誰にも言えないんだろう?」


さらに、淳は奈津子看護師の過去についても知ることになった。ある日、彼女が三郎系ラーメンを食べに行ったとき、偶然にも淳自身も同じラーメン店にいたことを思い出した。奈津子看護師は驚いた表情を浮かべていたが、そのときの彼女の心情を今の淳なら少しは理解できるかもしれない。


「奈津子さん、あなたは本当に強い人だ」と淳は静かに言った。「でも、時には誰かに頼ってもいいんじゃないかな。小谷先生に気持ちを伝えるのも、その一歩かもしれない。」


淳は奈津子看護師の体で経験した一日を通じて、彼女の強さや優しさ、そして隠れた感情に気付くことができた。そして、彼自身もまた、彼女の秘密を守りながら、彼女の支えになりたいと思うようになった。



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