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ガブリエル公爵の好奇心

作者: 尾道小町




花の都、パリスは海辺の都とも呼ばれていて、豪華客船で近くの島や渦潮の見学に野生のイルカの可愛らしい姿が見れて観光できます。



シーサイドホテルも有名で今回は1ヶ月程度、滞在する予定です。

観光客も多く観光スポットで楽しみたいと思っているのだ。



公爵は、28歳で子供もいないし、作る気も無いのだ。

普通は、王族なので10代前半で婚約して後半で結婚している者が多いです。



遅くても結婚するよう打診される兄夫婦に子が産まれていないので、

もしも、ガブリエル公爵に子が産まれると、御家騒動とまでは言わないが、面倒なことに巻き込まれる恐れがあるので、彼は王位を継ぎたくないのだ。



腹違いの兄の母は側室で、ガブリエルは弟だが正妃と言うことで1度は王太子となるが、兄が王太子になるのが正しいと、屋敷を貰いガブリエル・パリス・バナード公爵になったのだ。



だが、未だにガブリエルに敬意を払いガブリエル王太子殿下と称号を付けて呼ぶ方も少なくありません。



僕は、このホテルにある、図書室で本を読むのを、楽しみにしている、ここのオーナーが本好きで、恋愛小説、推理小説、百科辞典、聖書、医療辞典、パリス国歴史書など、数多く所蔵してある、暇つぶしに良いのだ。



失礼、暇つぶしではありません、王家にも図書室はあるが、恋愛小説や推理小説は置いていませんので、『名探偵ポリン』を今回読もうと探しております。



図書室で本を選んでいると男女の話し声が聞こえてきました。

決して盗み聞きをしているわけではない、人が居るか居ないか見回して話し始める位の配慮をするべきだ。



男の声は美丈夫を連想させる程の良い声をしている、年は20代前半で相手の声は小さ過ぎて聞こえにくい。



男女の別れ話のようだ。男は浮気していて婚約者に攻められて相手の女性と別れると言い出したようだ。


なんと、婚約者とも婚約解消すると、言い出したようだ。













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