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第046回『付いた渾名が悪業淫女《バッドカルマ・ビッチ》だが、文句あっか?』の感想!

 バッドカルマ・ビッチ?

略してバッカルビ!



「今回は悪業淫女、新しいジャンルの予感ですわ」

「悪役令嬢とは違うんですね、ぷるぷる」




作者:稲村皮革道具店本館

付いた渾名が悪業淫女バッドカルマ・ビッチだが、文句あっか?

https://ncode.syosetu.com/n3947fh/




「さて今回は破廉恥ですの」


「そんな、フレンチみたいに言うんですね」


「何せ主人公のホーリィ・エルメンタリア、

 性格に相当一癖、二癖ありそうな感じね」


容姿は黒髪ロングの麗しいお嬢さん風だが、

害悪認定されてる性格を持つキャラ、

冒頭で花弄りなどをしてる様を考えると、

淫女と名のつくのはよく理解できるところで、

 口調も結構、がさつな印象を受けるわ。


「そんな彼女は戦場を舞台にして、

 戦功を重ねる戦闘狂な一面もあるの」


「悪業淫女の悪業の部分ですかね?

 戦いになるとまた一風変わった勢いがあります」


「彼女の持っている武器は、

 夫婦剣フシダラとフツツカよ、

 この二つの剣を振るって、

 戦場を勝ち抜いていくの」


 名前からして、結構変な魔剣の一種なのだけど、

この剣、持ち主が感じてしまったり、

さらにはやらしいギミックで二つを組み合わせることも、

出来て、双頭剣となった時には、持ち手を動かすことで、

剣先がビンビンに伸びる特殊な仕掛けまであるの。

 で、攻撃を受けたものは催淫効果で、

攻撃を受けた分だけ強くイッてしまうという、

ある意味大丈夫なのか?と心配になってしまう装備ね。


「ホーリィたちは自由兵として、

 浮遊戦艦ローレライから空中降下、

 戦場の最も活発な地帯に降りて、

 電撃的に白兵戦を繰り返すわ

 主に戦いとその幕間といった感じで、

 お話しが展開していくみたいね」


「ぷるぷる、

 でも雑兵相手にはあんまり、

 催淫効果は発動しないんですね」


「そうね、

 あんまり刺激的じゃない戦いで、

 いってしまっても問題があるでしょうから、

 そこらへんのバランス感覚は、

 見習うべきところがあるかも」


「何せ、あまりにエッチすぎたら、

 載せられませんものね、

 やっぱり戦闘がメインなのか」


「世界観考証やホーリィがボディをとっかえひっかえ、

 してるって話もちらほら出てるから、

 何度か転生らしきを繰り返してることが、

 仄めかされたりするのも結構気になる所ね、

 今後の謎として展開を見せるのかしら?」


 何せ、戦いに集中したいってのもあって、

戦場での戦功記録は一人ずつに随伴する剣の妖精に任せて、

貢献度っていうシステムで判断されるようなの、

だから、逐一、倒した相手の首を取ったり、

耳とかそぎ落とさなくっても、戦果を上げたことは、

ホーリィ達が所属する機関に届けられるみたい、

貢献度はお金みたいな役割を果たすみたいだから、

戦えば戦って倒した分だけ自由兵として生きる糧になる。

 ということで、

戦闘狂には願ってもない舞台が整えられてるわ。


「これだけ戦場の舞台が整えられてるのだもの、

 文句なしで、ホーリィたち自由兵の戦いに、

 注目できるわね」


「そんな戦いが魅力の今作、

 気になる点とかは何でしょうか?」


「やっぱり、彼女たちのミッションが、

 直接、どう戦争の行く末に関わってくるか?かしら?

 名のある敵の将をたおすのも、

 戦場で無双するのも、戦いを終わらせるためでもある、

 まだ始まったばかりの戦だけれど、

 ミッションの重要性が上がれば上がった分だけ、

 戦争終結にお話が転がっていくはずだからね」


「終結までは長い話になりそうですが、

 悪業淫女が違う意味で終わってしまわないように、

 今後の淫女配分にも注目ですね」


「そうね、

 あまりにいかがわしくなったら、

 イエローカードが出てしまうかもしれないもの、

 と、そんな心配しなくても、

 多分、無双がメインの、

 戦争もので決めてくれるはずよ」


「とにかく、

 今は走り続けていただけると、

 有難い限りですね」








 感想はこんな感じでしょうか?

悪業淫女っていう名前から入り込むのが、

難しそうな印象も受けますが、

読み進めてみたら、戦闘がメインのお話の模様で、

これがどうして、世界観にのめり込めそうですね。


 文字数は 28,167文字 と、

これから追う人にとっては、

願っても無い文字数なので、

是非、悪業淫女っぷりを楽しんでみては、

いかがでしょうか?

あ、いかん、

割と普通な紹介文に、

なってしまったような……

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