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第036回『3万円の彼女』の感想!

 ヒューマンドラマの奥深さを、

今一度感じとりました。

「今回はヒューマンドラマ!」

「スライムドラマはありませんか?ぷるぷる」




作者:衝撃の

3万円の彼女

https://ncode.syosetu.com/n5830ff/




「この作品の魅力は、

 何といっても、

 もどかしい、

 私と彼女の関係なのよね」


「いじいじしますよね」


「2003年から始まる出会いを含めて、

 なかなか、人間社会の難しさが、

 描かれていて、興味が湧くわ」


「文明社会ならではの交流ですよね」


「アダルトチャット?

 というの?

 大人が入り込むネットから始まる、

 なんといってもなかなか、

 切れない関係が描かれているわ」


 主人公の『私』さんは、

割とごく普通のサラリーマンのようで、

対する彼女は訳ありなのか、

小出しにされる彼女の言動に、

主人公の『私』さんはヤキモキしながらも、

徐々にのめり込んでいくのよね。


「3万円で買ってしまったものは、

 想像以上に高かったってことね」


「そうですね、

 現状、それだけでは、

 留まらない関係になってしまったのは、

 確かですよね」


「外れるに外れられない関係って、

 なかなか見ていてどうして、

 ハラハラするものだから、

 結構に深入りしてしまうのかしらね?」


「そういう経験が無いから、

 わからないですけれど、

 読者も思わず起きる出来事に、

 引き込まれてしまいますね」


「ええ、毎回、

 『私』さん、と『彼女』さんは、

 関係を重ねながら、

 どんどんと依存していってしまう、

 展開が続くのよね」


 何度か、彼女にイライラしながら、

関係を清算しようとするけれど、

それをするにも思わず、

彼女のほうから厄介ごとが溢れてくるから、

関わらないでいるつもりが、

次々と展開が不穏な方向にも。


「やっぱり、日々の積み重ねが、

 その人を作っていくのは確かで、

 気付いたときには手遅れっていう、

 関係も結構あるから、

 この物語は非常に上手く、

 読者にジリジリ感を与えるのよね」


「ふむ、でサルシャ姫様、

 この作品で気になったところは?」


「私、ネットには詳しくないのだけれど、

 この物語の要所要所で出てくる、

 インスタって2003年当時の、

 インターネット用語か何かかしら?」


「え、知らないんですか?

 インスタってインスタグラムの略では?」


Instagram(インスタグラム)は、

無料の写真共有アプリケーション。

初版2010年10月6日

※出典、wikipediaより


「んー、

 検索してみたけど、

 2019年現在では浸透してるみたいね、

 最近流行りだしたみたいな?」


「こまめにやってる人は、

 やってるようですよ、

 ぷるぷる」


「とすると、

 2003年、2005年が舞台のこの話で、

 インスタがあるっていうのは、

 一体どういうことなのかしらね?」


「そういう世界観なんじゃ?」


「えっと、

 スマホは持ってないけど、

 スマホのアプリと、

 携帯電話では、

 だいぶ違うんじゃない?」


「そうですね、

 使えることや、 

 扱えるものが、

 大分異なっていて、

 対応機種とかで考えても、

 携帯電話は出来ることが、

 限られてますね」


「2003年当時の、

 携帯電話では、

 インスタはできないのでは?

 ないかしら?」


「……そこでミステリーですよ!」


「推理ものじゃないって、

 この話、出てたわよね、

 ねえ?」


「わからないお人だなあ!ぷるぷる!」


スライムはどこか怒ってるみたいな、

そうでないような、揺れ方をしてるけれど、

これってそういうこと?

そういうことなのかしら?


「あら、言ってはいけないことだったかしら?」


「もう、サルシャ姫は!」







 感想は大体、こんな感じでしたが、

僕はスマホに詳しくないし、

携帯とかそもそも触ったことなかったので、

読んだ当初はあんまり気にならなかったので、

とにかくまあ良し!


文字数は、35,867文字と、

一話辺りが非常に読みやすくまとまっているので、

次々といけてしまいますよ!


※作者様が修正なさったようなので、

 現在、インスタの描写はありません、

 ご注意のほどを。

このお話は読んでみてほしいですね、

一緒にもやもやしましょう!

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