第026回『私、人間から妖怪になりました』の感想!
今回の作品は一風変わった設定の、
ラブストーリーだそうですぞー!
※作者様が名前を変えられたようで、
『ゆるる』様から『抹茶ロール』様に、
改名とのことです、
以降そのつもりでお読みください。
「妖と魔族ってどう違うのかしらね? スライム?」
「ぷるぷるな妖っているのでしょうかね? 姫様?」
作者:ゆるる
私、人間から妖怪になりました
https://ncode.syosetu.com/n5417ff/
「今回の作品は人が妖怪になっちゃったのよ!」
「わー!!大変ですねー!!!」
「主人公の女性、三好陽菜は、
自宅で寝ている時に見る、謎の夢に悩まされていて、
ある時、体に異変が生じるの!」
「どうなるの?どうなるの!」
「そう、ようは夢がきっかけで、
聖妖様という妖になってしまうのだけれど、
それを三好陽菜の住む、
人間界に告げに来たのもまた妖怪、
この妖怪たちみんな姿は人の形態を、
とれるみたいで、わりに美男美女、
そして美少年が多いみたいね」
「妖の住む妖世界はイケメンパラダイスなんですね!」
「そのとおりねスライム、
たぶん、
この物語は、
心象描写に注目して描かれた、
恋愛ラブストーリーらしく、
ペースも心の変化に合わせた、
妖の道を一歩一歩丁寧に歩む、
聖妖様となった三好陽菜を中心とした、
お話しなのよ」
「人型じゃない妖もいるんでしょうか?」
「当然、マスコット的な妖も数多く登場するわ、
三好陽菜の良き、
話し相手になってくれるものも現れるようだし」
「ぷるぷる、よかったー!」
「スライムは出てきませんけどね」
「僕、妖怪じゃないよ! 溶解液出すよ!」
「こら! 溶かさないの!」
「で、この物語には他にどんな特徴があるのでしょうか?」
僧侶は座席について静かに姫とスライムに伺う、
「そうね、僧侶、
この世界は聖妖様を中心として回っている、
東西南北の四つの国があって、
それぞれに聖妖様となった三好陽菜が、
赴くことになるイベントが用意されていたわ」
「四つの国ですか? 聖妖様とどういう関係が?」
この物語は、
妖世界で聖妖様が張った結界の中にある、
四つの国が舞台として用意されてるのだけど、
この結界というのが聖妖様しか作れないらしくって、
そしてこの結界が無いと、
結界の外の荒くれ妖怪たちの脅威や、
体が徐々に石化してしまう、
石英病という特殊な病から身を守れないらしいのよね。
「それは大変ですね、流行り病があるだなんて」
「そうですよね、スライムも石化してしまうんでしょうか?」
「スライムが石化するかどうかは妖怪かどうかで、
決まってくるだろうから、魔族であるスライムは、
気にしなくていいんじゃないかしらね?
さて、と」
カテゴリは和風妖怪ファンタジー恋愛ものといった、
ところなのだけど、恋愛の発展というのは、
なかなかじりじりしているもので、
それにまだ、聖妖様が恋をしても良いのかも、
明らかじゃないところだから、
これから一波乱も二波乱もありそうなのよね、
何より、恋という感情に少し芽生え始めるのが、
「九尾の妖孤、大河様ですね」
「そうね、この物語は、
大河と三好陽菜を、
中心に回っていて、
周りが色々と三好陽菜の世話を、
焼きながらも、
少しずつ、互いを理解していく、
異世界の環境に馴染んでいく、
その様子を楽しむものみたいね」
「恋はいつでも突然に始まりそうですから、
今後、どう二人の関係が接近するのか?
話を訊いていて気になりました」
「そうね僧侶、この話、どう転ぶか、本当に分からないわよ
人間界と主人公の突然の別離を見る限り、
人間界はもうあまり関係してこなさそうだしね」
「ぷるぷる、妖怪だから怪談風味にもなりそうですー」
現状、文字数 66,200文字 の物語は、
まさに始まったばかりというところ、
世界観の導入がなされたのち、
いかにこの物語を転がしていくのか?
それぞれが発する、
恋愛模様に期待したいところです。
更新は定期的にあるらしいので、
これから恋模様を楽しめる作品に、
なっていったら良さそうですね。




