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第024回『なまこ×どりる』の感想!

今回もまた意欲作の、

登場です! パチパチパチ!

「なまこはスライムではありませんわ」

「ぼく、なまこじゃないよ、プルプル」



作者:Gyo¥0-

なまこ×どりる

https://ncode.syosetu.com/n3777fc/



「主人公のアレクサンドラ・

 フラウ・ポートラッシュは伯爵令嬢で、

 類い稀なる魔力の量を伴った、

 非常に強いお嬢様、

 そして次期当主が約束された身分でもあるの」


「アレクサって呼ばれてますね、

 縦ロールからドリルの異名持ちです」


「そうね、お話しの中で、

 ドリル呼ばわりにされてる図は、

 まだないけど、

 基本学園生活の中で起こる、

 些細な出来事が中心に描かれてるわ」


「生徒さんが生き生きしてますよね」


「そんな生き生きしてる生徒さんを、

 一歩退かせる不思議な生き物が、

 いるのよね」


「そうですね」


「そう、それはナマコ!

 ひょんなことから使い魔召喚で、

 ナマコを引き当ててしまった、

 アレクサにまわりの人は、

 当惑の色を隠せない」


「僕、スライムよりも、

 不思議な生態してますよねえ」


「そんなナマコを使い魔として、

 お供として、真剣に名を与えて、

 寮内で共同生活が始まるの」


「当然、寮を預かる、

 お婆さんには疑われちゃい、

 ましたね」


「そうね、

 うら若き乙女が、

 ナマコをしもべにしてる、

 絵面はとってもシュールよ」


「落ち着いたギャグですよね」


「ちょっと品性を欠いた、

 気配りで気付かないまま、

 お話しを進めてしまう、

 アレクサも結構、天然よね」


「でもアレクサはとても強く、

 横に並ぶ魔法使いはそうそういないとか」


「実力差はあくまで学生間でのはなしだけど、

 大人でさえ、アレクサの突飛な発想で作られた、

 魔法を禁止してしまうくらいよ」


「アレクサがどんな学園生活を送るのか、

 とっても楽しみな作品ですね」


「そうね、どこかオシャレで、

 気品が漂う中でネタを追い求める、

 そのハングリーさが感じられて、

 一発で世界観に入り込めたわ」


「文章量も適量でしたもんね」


「ええ、非常に読みやすい分量よ、

 それでいて一話のしめも、

 しっかりつけてくれるから、

 一話だけ切取ってもなかなかのものよ」


「サルシャ姫さまはご満足なさったようで」


「まだまだナマコ真実は深まるばかりで、

 物語も始まったばかりだから、

 楽しいじゃない良いじゃない、

 うれしいじゃないのラッシュよ!」


「日常風景もゆったりとしてる印象ですね」


「にっくきあんちきしょうが出ても、

 静かな怒りが感じられる文体に、

 思わず、やさしくなれた気がしたわ、

 全体を通して結構しっかりした事の運びなの」


「ねがわくばアレクサとナマコの今後を祈って」


「アレクサにはビシバシと挑戦していって、

 もらって、ナマコさん、クロの本性を、

 さらけ出させてほしいものだわ」


「ナマコ真実が更に語られる日はくるのか?」


「それはゆったりと進む学園生活の中に、

 ヒントが隠されてる気もするわね」




感想はさらっとしてますが、

全文字数 81,769文字 くらいと、

今読んでおけばしっかり追いつける、

良作ですよ。


 なに? 黒くて握ると固くなるって?

ナマコだから仕様が無いってものでしょう。


ではでは!

読んでみるとあっさりしてましたし、

話が進んでも、ちょっとしたネタが、

面白いのは変わらないのが嬉しいですね。


後書きの解説や小芝居も魅力の一つ!

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