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第017回『子作りどらごん!』の感想!

ぜひにおすすめしたい、

作品であります。

「今回は多くを語りませんわ」

「どうしたんですかサルシャ姫様?」

「とりあえず僧侶をゲストに呼びました」

「はい、サルシャ姫、一体、どうして?」

「では始めましょうか!」

「―――――― 一体、どうして?」



作者:稲生拓海

子作りどらごん!

https://ncode.syosetu.com/n5410eq/


「はい、始まりましたわ!」

「――――――まさかとは思いますけど?!」

「どらごん さんが子づくりに関して真剣に考える、

 とってもピュアな作品ですよ! ぷるぷる!」


「あの、これって、子作りってその?」


「ええ、字面の通りですわ!」


「でも、ドラゴンの生態を描いた作品なんですよね?

 だったら普通に学術書に載ってるようなお話では?」


「残念ですわね、これは純愛を描いた、

 ドラゴンの少女とその奴隷の青年の物語ですわ」


「ドラゴンの? 少女?」


「ファンタジー作品だと、

 よくドラゴンが少女形態をとることがありますね」


「割と古典的なファンタジー作品でも、

 少女がドラゴンに、ドラゴンが少女に、なる話は、

 描かれてるんだよな、姫さん」


「あら? 盗賊、呼んでないわよ」


「呼ばれてるような気がしてな、なんとなく」


僧侶は嫌な予感がした。

「まさかとはおもいますけど・・・・・・」


「そうそのまさかですわ、タイトルそのまんま」


「・・・・・・」


 どんな反応を示します?

目次はひらがなで綴られ、

明らかにあどけない少女の雰囲気。

 そこにつけて『子作りどらごん!』

あえてなのでしょうけれど。


「これは期待せざるを得ないな!」

盗賊はガッツポーズで姫に答える!


「盗賊さん?」

僧侶の目線は怖い。


「まあまあ焦らないで僧侶、

 これは純愛作品なのよ?」


「方向性がおかしいですけどね!」


「あら? そうかしら?

 無知な少女に言葉の意味を、

 重みを手取り足取り、

 これでもかと分からせるには、

 どんな手でも使うのが、

 執筆家の手筋というものよ!」


「あのー煽ってますか?

 煽ってますよね?

 完全に」

ひきつった顏もまた怖い。


「ふふふ、

 ふふふのふ」


「あのさ、とりあえず、

 俺、とんずらしていいかな?」


「逃しませんよ」

僧侶は使い慣れた鎖つきの鉄球、

モーニングスターを手にして、


「ぷるぷるぷる」

スライムは震えている。


「そう、

 この作品には、

 何かと悶々とさせられたわ、

 この体験は後世にと継がなければならない、

 伝統のようなものね、

 そう、生命の営み」




「そうそう、そう、だけど、

 とりあえず、

 俺を助けてくんないかな?」

盗賊は追いつめられていた、明後日の方向に、


「何より、貴重なドラゴンの、

 生態の秘密が明らかにされる、

 とても学識高い作品であることに、

 違いは無いわ、

 名の知れた学者であっても、

 一読の価値ありよ」


「学識を汚さないでください!」

 モーニングスターは非常に振り回しやすく出来ている、

鎖につながれた持ち手を手繰れば、

ブルンブルンと棘付き鉄球が辺りを飛び回る!


「あ、俺、死んだな」


「そ、僧侶、

 とにかく読んでみるのよ!

 読んだらどんな作品か、

 分かるから、ね?」


「そんなもの読めますか!」


「えーい、それ! ぷるぷる!」

 スライムはディスプレイを表示すると、

静かに、僧侶の目線に合わせて、

ウィンドウのスクロールバーを動かし、

また一部分、また一部分と、



やがて一同は落ち着きを取り戻した。



「作者のワザマエが伺える、

 良作でしたわね!」

「ああ! 確かに!」

「そうでしょうとも!」


「僧侶は? 感想はどうかしら?」

震え声だが、果たして?





「良かったです」










 感想はこんな感じですが、

これを人にすすめる時には、

是非一悶着あると楽しいと思うのです!

 というか悶えろ!


 文字数は、61,770文字と、

非常に読みやすく、また、

完結作品でもあるので、

気軽に手に取ってみてください、


少なくとも私はお気に入りです。(ニヤニヤ

ともかく、

読んでほしい。

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