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第013回『エキセントリック青年BOYS IN クレイジーキャラバン 第1章カダ王国編』の感想!

ヘイヘイヘーイ!

愉快なキャラバンのお通りだ!

「勇者」

「おう」

「魔法使い」

「はい、どしたのサルシャ姫様?」

「僧侶」

「呼びましたか?サルシャ姫?」

「盗賊」

「どうしたのかねぇ姫様ときたら」

「わたし達にはユーモアと

 ボキャブラリィが足りてないのよ!」

「「「「なんだって!!」」」」

「ぷるぷる」


作者名:五月雨花月

エキセントリック青年BOYS IN クレイジーキャラバン 第1章カダ王国編

https://ncode.syosetu.com/n9714fd/



「今回のお話は、今まで色々書いてきて、

 冒険をしてきた私たちでも、

 反省したくなるような、

 大量の言葉が溢れだしてるわ」


「姫様よー、ってことはよー、

 俺、勇者だけど言葉足らずだったってこと?」

「わたし、魔法使いだけど、

 詠唱もショートカットしてきたわね確かに」

「わたしも、神様に祈ってばかりでした」

「盲点だったな、ここまでパーティーメンバーが、

 生き生きとした作品があるだなんて!」


「そうです、ぷるぷる、

 今回、感想依頼いただいた物語は、

 言葉のキャパシティーが凄い作品なんです」


「そうね、スライム、

 それどころか状況を丸呑みにしようという、

 包み込んでくる力が何より優れているわ」


 パクスロマーナ、ローマ帝国最盛期と、

いったところが冒険の舞台なのだけど、

ちょっと魔法が掛かった世界で、

どんな魔法なのかといえばキリが無いけれど、

歴史考証をぶっとばせ!

ともかくパーティーメンバーのノリと勢いで、

パーティーの会話にネタをブッコんでいけ!

という具合で、

小ネタからギャグ、小話と、

冒険者ならだれでも憧れる、旅先でのふれあいが、

これでもかと描かれているわ!


「一風変わったようでちゃんと冒険してるんですよね」


「ええ、

 そこは単純にギルドの討伐依頼をこなしたりする、

 一般的な剣と魔法の世界とは違っていて、

 この世界の旅のテーマはまさに冒険者の悪ふざけ!」


「おっと、登場するキャラクターを、

 紹介するのを忘れちゃいけないぜ!姫様!」


「そうね! 勇者!」


 シフ・・・隊長。旅慣れた若者。常にふざけている。花嫁泥棒の嫌疑をかけられている。

 スィラージ・・・シフの相棒。イケメンだがゲス。アニメエリート。

 ガボルア・・・今回同行するギルド一番の凄腕ガード(護衛)。寡黙。酒好き。

 ルシール・・・占星術師兼魔法使い。途中で拾った謎の女。一応美人さん。洗濯板。追われている。


「これがタイトルにあるあらすじの、

 キャラクターたち一覧よ!

 特にシフとスィラージの掛け合いがこじれて、 

 ルシールがあしらったりする話のやり口が、

 どこか懐かしくって、

 良い時代の小説作品をかじった気分になれるわ!」


「それでいて、

 それぞれが持つバックボーンも、

 旅の中でぽつぽつと語られて、

 伝記の話や、実際に体験した怪談話など、

 随所にネタが込められてるんだよな」


「盗賊、そうね!

 一話の密度がとにかく濃い!

 でも読んでいておかわりが、

 欲しくなるから、

 ついつい一気読みしちゃう作品よ!」


 主に主人公のシフたちが、

頼まれた依頼をこなすために、

各所を転々と移動しているのがお話の筋で、

その依頼にちょっと変わった謎の多い女、

ルシールが加わったことで、

より一層、冒険がスリリングなものになってるの!


「といってもシリアス回よりも、

 ふざけてる時間の方が長いんですよね、

 でもどうしてあんなに軽妙に会話が、

 出来るんでしょうか?憧れてしまいます」


「僧侶、そうね、この物語が、

 どんどんと紡がれるにつれて、

 彼らの常識で歴史が上書きされちゃう感じは、

 まさに言葉のトリックを味わってるようだわ」


「それでいて、魔法の描写は、

 本格的で、魔法使いのわたしも、

 感心してしまうくらいだわ」


「困った時の魔法、技術考証なんのその魔法、

 とにかくテレビも魔法の魔法尽くし!

 だけど不思議! 一緒に冒険してるみたい!」


「あーあ、俺もこんな冒険がしたかったな!」


勇者は諦め気味に大きく伸びをした。





感想はこんな感じです、

今現在で文字数55,431文字ほどと、

丁度読み進めて追いつくのには良い感じですし、

なにより、「」の前に名前がつくという、

混乱回避の仕様もあって、

文字数の量より読み口はつね軽い印象です。


あなたもシフたちのキャラバンに加わってみてはいかがでしょうか?

がやがやと去っていく彼らを、

眼で追うだけでも冒険者気分!

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