第010回『ヘビ好きが異世界でヘビ使いの勇者になる!』の感想!
記念すべき第010回は!
なんとヘビさんが出てくるお話です!
「スライムはヘビ、得意かしら?」
「ぷるぷる、どうでしょうか? サルシャ姫は?」
「私は嫌いじゃないわよ、さていきましょうか!」
作者名:鳶野
ヘビ好きが異世界でヘビ使いの勇者になる!
https://ncode.syosetu.com/n5990ff/
「色々と魅力あふれるヘビさんが出てくる作品ですね」
「そうね、私は蛇に詳しくは無いから、
ちょっと名前が先に立ってしまって、
なかなか把握しづらかったわ」
たとえばコーンスネークで検索して、
wikipediaで見てみたところ、
体長1m83cmが最長クラスだと出てて、
意外と大きくって、
多彩な模様が魅力的なヘビだってことはわかるけれど、
「ヘビさんの、
些細な個体差を把握するのって、
かなりマニアックな技術がいるわね」
「主人公はヘビさんのブリーダーですもんね」
「そう、多彩な知識が必要になるわね、
あと細長いのがヘビの特徴だから、
この作品では神様の祝福を受けて強い設定があるけど、
戦い方を想像するのはちょっと難しいかも」
「おもにかみつくが強そうですけどね」
「相手を丸呑みにするといっても、
ヘビさんは、
顎が外れて思いっきり呑みこめる、
のが特徴だと思うけれど、
そこはファンタジー世界、
敵も結構大物が多いでしょうから、
その敵を呑みこんじゃう光景は、
結構シュールなのかも」
ボールパイソンって蛇も登場するけれど、
wikipediaで調べたら最大全長は2mほど、
斑紋が特徴的なヘビさんのようだけど、
「どのヘビもきっとペットとして、
飼育しやすいものが主になってると、
考えてみると、
ヘビとの視点の合わせかたも、
登場の仕方も色々、想像が巡るわね」
「ヘビさん視点って、
だいぶ床を這ってそうですよね」
当然、
キャラクターにともなって登場したりも、
するわけで、
ヘビを従えた人物の光景は、
ヘビに視点を合わせようとすると、
自然自然に下の方をみつめる方向になるかも、
「もっとも主人公のヘビは、
飼われていたのもあってか、
念話、テレパシーのようなもので、
ヘビと会話してる時は、
かなり仲良しで人間に懐いてるわ」
「いきなり人を丸呑み!
なんてことはな無いんですね」
「サイズがサイズだからね、
人を飲み込むようなのは、
もっとお話しが後になってから、
登場するのかもね」
僧侶が現れた、
「ヘビさんヘビさんって、
ちょっと怖くないですか?」
「あら僧侶? ヘビは苦手?」
ちょっとびくっとした、苦手なんだね、
「主人公さんがヘビ使いだと、
聴いて、どうにも、
笛を吹いてヘビをツボから出したりする、
大道芸を想像してしまいましたわ」
「僧侶、そういう使い方はまだやってないわね、
でも確かにヘビ使いというと、
路上でヘビを見世物にしてるイメージあるわね」
「今のところ、ヘビさんを戦闘で使ってるみたいです」
もちろん、自分の飼っているヘビでもあるから、
渋々って面も否めないけれど、
主人公のステータスが最弱に近いステータスだから、
ステータスの高い飼いヘビに頼らざるを得ないの。
「また主人公ヒロマサの会得してるスキルが、
どれもヘビに関するスキルだから、
ちょっと癖のある物語になってるわね」
ダンジョン探索にはライトっていう、
たのもしい味方が先頭にたってくれてるし、
序盤のレベル上げは順調ってところね、
「ところでファンタジーのヘビも登場するのかい?」
「盗賊」
そこには、
開け放った扉を背にして腕を組む、盗賊がいた。
「だったら、ラミアとかも仲間に出来るのかな?」
ラミアとは、下半身がヘビで上半身が女性の、
魔物だと知られてるが、兼ねセクシーに描かれている印象。
「盗賊さん、それヘビじゃないじゃないですか」
僧侶は杖を盗賊に向かって構えて、不服そうにした。
「でも、ヘビっていったらヘビだぜ?」
「ああ、でも、
今のところヒロマサが、ヘビ召喚をおこなっても、
現実世界のヘビが召喚されてるようだから、
作者さんの興味はファンタジーよりも、
現実の珍しいヘビに向いてるのではないかしらね?」
「ちょっと残念だな、
ラミアの活躍が拝めるといいんだが」
「まったく」
盗賊に飽きれる僧侶であった。
主人公ヒロマサの物語は、
ヘビを中心として、
今まさに始まったばかり、
まだまだヘビ使いとして駆け出しの彼が、
はたしてヘビ使いの勇者として、
この世の悪と戦う日は来るのか?
感想は大体こんなところです、
今現在 文字数 29,177文字 と、
読みやすいお手頃なところなので、
今から追っかけて読むには良いのではないでしょうか?
作者様とともにヘビが躍動する物語を、
体験するのも一興でしょう。
なにせ、ヒロインは蛇なのですから!
ではでは。
動物園や、
ペットショップに行きたくなりますね。