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第009回『武人の信念』の感想!

気付いたら戦国時代!

そんなことって、

あるのかしらん?

「ぷるぷる、武者震い」

「今回は戦国武将ものよ!」


作者:信汰

武人の信念

https://ncode.syosetu.com/n5342fg/


「前田利家って知ってるかしら?スライム?」

「日本の有名な武将で、大大名ですよね?」


「大体あってるわ、

 これは主人公の前田利家が、

 床に臥せってる中で、

 若かりし頃の戦国を駆け抜けた、

 時代のお話が描かれているわ」


「非常に読んでいて、

 前田利家って人を

 好きになれる話でしたね」


「ええ、彼の性格付けは、

 しっかりしていて、

 それでいて戦国の世で、

 成長していく過程も描かれている」


 織田信長の配下であった、

前田利家が、一時は信長からはねのけられ、

浪人生活を余儀なくされていたり、

藤吉郎(秀吉?)との出会いを経て、

強さとは何かを追い求める自分に、

区切りをつけていく様など、

 戦国の世を能動的に動いて、

戦功の為だけではなく、

武人の信念に目覚めて戦う様は、

読んでいて、とても共感できたわ。


「戦士なら歴史の大舞台で、

 活躍したいものだものな」


「戦士さん」


「勇者としても、

 真の強さとは何か?

 考えるのは大事な事だと思う」


「勇者まで、

 そうね、

 ただ純粋に槍の強さを追い求めるより、

 絶対に守らなくちゃいけない信念、

 それがあって始めてお家が成り立つように、

 思うものね」


 この話はまさに桶狭間という、

信長の運命を分けた戦いに、

利家が参加して、

みごと手合せの約束をした強者と、

激しい戦いの末に勝利するなど、

戦場の風を読むことで、

絶好の機会を得て信念を曲げないことを選択をした、

利家の今後に関わる、戦いだったの。


「歴史ものだから、

 どうしても歴史通りといったらそうなのだけど、

 そこで生きた人を等身大で描けているから、

 生き生きとした利家像が、

 活躍してくれて嬉しい限りよ」


「平和な時代だと、

 戦が無いから、

 戦士の出番は無いのだがな」


「戦士、おれ勇者だが、

 お前のいうことなんとなくわかるよ、

 今度、演習で手合せ願いたいものだな」


「いいのか?

 勇者が相手とは、

 相手にとって不足は無いが」


「ああ、いつ非常時になるかなんて、

 分からないからな、

 剣の腕が錆びつく前に、

 お前みたいな強者と渡り合いたいものなんだ」

二人して肩を組み、勇者と戦士は去っていった。


「あらあら、

 戦国時代の風に当てられたのかしら?

 何にしても首をあげるなんて、

 かなり前の時代のことだものね」


「魔族であるサルシャ姫は、

 流血沙汰は苦手なんですか?」


「そうね、信長が、

 部下に首を取らせずに、

 戦いに集中するように促した、

 っていうエピソードを読んだ限り、

 戦いの中で首をあげるよりも、

 本当に大事なことがあるってのは確かよね」


「武人の信念、でしょうかね?」


「何にしても短編だから、

 ぜひ一気に駆け抜けて、

 読んでみてほしいものね」




 感想はこれくらいです、

武人の信念がいかなものか、

読んでみるのも一興では無いでしょうか?


文字数18,688文字 ほどと、

非常に読むのに気楽な数ですから、

是非、戦国時代に没入してみてください。

戦じゃ戦じゃ!!

はっはっは!!!

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