第3話♪ちびみかんを知る
≪寝鼻血≫
爆睡してるちびみかんの顔をふと見たら顔面血だらけ。
よく寝ながら鼻血出すの。
今じゃまたかーみたいな感じだけど、寝ぼけてる時なんぞビビるビビる。
寝言もすごい。
「わはは。僕は石ころ大臣だぞ。」
と。
なんで石ころ?
石ころ大臣って何?
なぜ、お嬢なのに僕?
わからなーい
≪パンツがアンパン?≫
洗濯を干していたある日のこと。
取り込もうとしたら私のおパンツだけない。
風で飛んでいったのか?
盗まれたのか?
しかし二階のベランダに干してたし…
翌日義父がピーンポーン。
「これみかんちゃんの頭にかぶるゴムバンド落ちてたよ。」
「お義父さんそれは私のパンツですよ。」
「はぁ?アンパンは好きだな」
へっ?
「あんみつもいいねー。」
もう何でもいいや。
でも頭にかぶる趣味はありません!
≪泣きのちびみかん≫
我が家のちびみかん理解不能の泣きわめきベスト5。
5位…寒いから〜σ
4位…幼稚園の弁当の時 ハシ箱落としたから
3位…タオルはなぜ四角いん だぁ〜
2位…甘夏の顔を見て
「顔が嫌い」
(これには甘夏 も大泣きしてた)
1位…私とチャリで帰る途中 に風に乗ってカレーの匂 いが…
「カレーの匂いだー」
…カレーきらいだっけ?
「大好きだよ。カレー」
≪軽くなれ≫
ちびみかんが朝ご飯に
「ママ軽くなれ食べるから出して!」
…ん?
「だかーら昨日の夜食べた奴だってばっ」
…はいはい。
カルボナーラ。
食べて軽くなれるなら私が山ほど食べるわさ。
≪うしかめ≫
ちびみかんに起こされた。
「ママ雨降ってきたよ。布団に…」
…おねしょしといて雨のせいにしてる。
布団、シーツ、パジャマのズボン、パンツとビッショリだ。
私が布団やシーツの処理をしている間、ちびみかんはさっさとパジャマやパンツ取り替えてる。
「寝る前に、おしっこしようね。」
と言ってたら、甘夏がからかい、騒ぎに旦那もお目覚め。
するとちびみかんが
「パパも甘夏もちびみかんのこといじわる言うと、うしかめになるんだからね!」
…うしかめ?
「だからーしつこいこと言うと、いけないことだってば〜」
はて?
あっもしかしてトラウマかしらん。
「さっきさら言ってるでしょ!うしかめって」
今日は、いい天気で良かったわ〜




