第27話♪箱根だぁ〜
≪箱根≫
箱根湯本から強羅までの登山鉄道の数回にわたりスイッチバックにて、みかんファミリーがグロッキーに〜
もう少しで、家族で4重奏のカエルの合唱するとこでしたわ。
ゲロゲロ〜
その後のケーブルカーでは、大涌谷へ向かう際、高所恐怖症の旦那がブルブル怖がり、外人さんに
「ユーダイジョウブデスカ?」
旦那は、日本語で心配してもらってんのに
『OKOK』
好奇心おう盛なちびみかんが
「ハローハロー。マヨネーズちびみかん。」
外人さんも、にっこりして、何やらちびみかん対外国人の(たぶんアメリカかと勝手に推定)
日米友好会談ですわ〜
しか〜し、ちびみかんの奴、尻から、臭いおならミサイル発射しまして、プンプン。
ちびみかんの様子から私は悟ったのであります。
それを知らない密閉ロープウェイの中では
「あら〜硫黄の臭いが〜」
「黒い卵食べると長生きするのよね」
ちびみかんにはシーと言ってるのに
『パパ〜おなら出たぁー』
旦那、高所恐怖症で青かった顔が赤くなり信号みたいだわ。
甘夏は、知らんぷり。
…ちびみかんとペアの服だから他人のフリしても、わかりますがな〜
終点が見えるのに遠く感じます。
旦那は、ちびみかんにゲンコツ入れてたけど
「だって〜お尻から勝手に出ちゃったんだから仕方ないでしょ?」
ですと。
≪もっこりくん≫
芦ノ湖にバスで移動。
そこから海賊船(遊覧船)に乗ったのであります。
何やら海賊の人形があるのですが〜
我が家のアホ姉妹が見逃すはずもなく…
走り寄るなり股間をさわりまくり。
私に写真を撮れと命令し、股間の間から満面の笑みでパチリ。
そのうちなんちゃってもっこりより、本物志向の奴らは旦那ので確かめたかった様子。
芦ノ湖からの景色を眺めて黄昏てた旦那の背後に歩み寄り、いきなりもっこりつかみの術。
突然背後から、心の準備もなく掴まれた旦那は?
1>飛び上がるほど、びっくりしてデッキから落ちそうになった
2>アフッとかわいく反応
3>即座に、げんこつぐりぐりして大泣きさせた
アホ姉妹もっこり評論家によりますと
なんちゃってもっこり→固い→冷たい
本物プチもっこり→
軟らかい→暖かい
だそうです。
そばにいたおばちゃん御一行様は
「アハもっと突き上げるように掴まなきゃ〜」
「私もむんずとと掴みたいわ」
「あら●さんなら掴んだら離さないんじゃないの?
ガハハ」
だの盛り上がってましたわ。
雄大な芦ノ湖を背に、おばちゃん御一行の声は芦ノ湖中に響き渡るのでありました。
≪●ネッサン≫
ユネッサンでは、私ブルーの水着を着て優雅に泳いでいたのですが、
「ママ〜ドラえもんだぁ」
「いやトドだよ!」
旦那や子供達に、いじめられてるかわいそうな私。
滑り台5回程遊んだのですが、周囲は子ども達か大人の男性ばかり。
顔見知りになってしまった滑り台友達の男の子には
「おばちゃん嬉しそうだけど、一人で淋しそうだな」
と同情されちゃったわ。
ドクターフィシュという何やら足や手を入れると魚が寄ってくるのは人々でチャレンジできず。
死海風呂ではテレビのように浮かなかったような気がするし〜。
広いユネッサン内で、旦那は迷子になるし…
頭にGPSでもつけてくんなきゃ〜
そうそう前回のクイズは2のアフッが正解でした。
顔が怖い怖い病の旦那が、そんな言葉を口にするとは思いもせず、腰が抜ける程芦ノ湖のど真ん中で高笑いした私でありました。
≪下に〜舌に≫
いつもながらのハチャメチャ家族旅行も帰ることになり、バスに乗ったら毎年文化の日は箱根は大名行列があるとかで渋滞。
山道くねくねしてたら、ちびみかんが車酔い。
袋もタオルも用意してたから被害なし。
甘夏はと後ろ振り返ったら、歌いながら気分はバスの運転手らしい。
浮き輪空気抜け〜と言ったのに自分で持つからとハンドルの代わりにしてた。
エビマヨの浮き輪。
周囲の人の視線など気にしてない。
旦那はと言うと…
ひたすら他人のふり。
寝たふり。
なぜか腹が立ち怒りの念を飛ばしてると
「ん?甘夏何やってんだ?ちびみかんはゲ●したのか〜」
…ワザトラシイ!
さりげなく旦那の座席の方へ袋を空け、旦那が
「うっ!俺も気持ち悪」
『え〜?袋ないけと゛』
わざといじわるして、旦那もらいゲ●作戦成功させた私。
ちゃんと袋はあげましたよ〜
靴が入ってたやつだけどね。
箱根湯本の温泉入り口で降り
「ちびみかんお茶なくなっちゃったから買おうね」
『お茶より饅頭食べたいの』
「ひぃ〜まじで?」
『あのうさぎさんのお饅頭がいいな』
1個じゃ足りず3個食べてたちびみかん。
お土産売り場にて甘夏はもやっとボールの消しゴム、ちびみかんはユネッサンのお弁当箱をお買い上げ。
私は鬼太郎の蒲鉾を買い帰ったのでありました。




