第11話♪みかんの中味?
≪乙女の会話≫
あれは私が若くて痩せててかわいい頃の話であります。
朝まで飲み明かし友達と品川駅の線路沿いを歩いてたら、柵を乗り越えて靴を脱いで今にも飛び降りそうな人が…
友達と顔を合わせ酔いもいっぺんにふっとんだ。
友
「ど〜する?」
私『どーするって助けるしかないっしょ』
友
「だよね何と言う?」
私『あの人外人さんだよ!ハローかなー。あっグッモーニンかな』
友
「ハローの方が短い」
ソォーッ恐る恐る
「ハ、ハロー」
まだほのぐらい早朝に
ゆっくり振り向いた。
下半身だけハローしたままニヤリとしている。
ナンダ!タイシタコトナイデハイカ…
ワタシモ、モットビッグカト…
チェッ
トビゲリクラワシタイ!
ヤマトナデシコナメンナヨ!
と交わしながら友達と帰っていったのでした。
≪お疲れ脳≫
朝から私の脳は、ちとお疲れ気味のようでオトボケ連続です。
1甘夏にアトリエ行かせた後、今日は調整日で休みと気づいたわ
甘夏
「ママ〜また間違えたでしょ!休みで誰もいなかったよ〜」
2買い物してポイントカード出したつもりがパーマ屋のカード出して胸張っとりました。
間違いに気づいて恥ずかしい
3お昼は、冷やしうどんにしたんですが、手と頭の中は違ったようで、冷やしうどんにはソース、コロッケには、うどんつゆを並々とそそいでおりましたわ。
冷やしソースうどんは、まずくて不評でした。
冷やしうどんは、水で洗ってリサイクル。
甘夏だけは、焼きうどんの焼きそばだと喜んで食べてましたわ
≪愛人≫
最近ある名前にはまっとります。
お顔が白くて、つるんとして、冷たいし、口に入れると今まで出会えなかったときめきが〜
もちろん旦那も公認。
夫婦仲に影響は、ありません。
よくちびみかんや甘夏も連れて、そのお方を購入してお持ち帰り。
名前もニヒルなジョニーと申します。
私はあなたに惚れましたわ。
家で
「ジョニー」
と騒いでる私なので、
ママ友に
「ちびみかんちゃんがママね、トニーが大好きなんだって!いつもお金出して、家に連れてくるんだよ。って、悩んでたよ。」
『ちょちょっと、聞いて〜トニーじゃなくて豆腐のジョニーだからね。
ちびみかん豆腐好きじゃないから嫌がってるんだから。男じゃないから』
「ハハハマジ〜?ちびみかんちゃん、あちこちで言ってるよ。」
旦那に話したら
『お前がまぎらわしいこと言ってるからだろう?
よかったなぁー。豆腐で。こんにゃくならシャレにならねーだろう?』
「へっ?こんにゃくは男でしょう?経験あり?こんにゃくは黒と白とどっちがいいのかね?あっ糸こんにゃくもあるし〜」
…旦那ノーコメント。
≪マイク坊や≫
ふと美容院に行きたくなり、予約外だったけどチャリで行きつけの美容院へ。
10時なのに2時からと言われパス。
2軒目は夕方からしかダメでパス。
3軒目でやっとしてくれることに
が…店にあったカタログ見ながら長さやかかり具合なんぞ伝えたのに
出来上がり見たら
昔のニンジン娘歌ってた頃の●シちゃん!
またはツクシがいる。
私じゃない〜
甘夏は
「あたしンちのお母さん」
ちびみかんは
「おばさんだ〜」
ママ友なんぞ、
「あぐらかいたらお金集まりそう!」
(大仏ってお賽銭集まるっけ?)
幼稚園の先生も次々と見に来て
「落ち着きがでてますよ〜(おばちゃんヘアということじゃん)」
「貫禄あるじゃないですか?(やっぱし、おばちゃんだわ)」
旦那なんぞ、人の顔見るなり腹かかえて笑い出しやがった〜
腹立ったからバスタオル犬の
ジイジ専用出しといたわ。
風呂上がりの缶ビールもシャカシャカ振って出しといた。
顔面一人ビールかけ状態!
≪石ころ≫
去年のことですが…
どうも目がしょぼしょぼするし、なんとなく違和感を感じて眼科へ行った時のこと。
若い女医に症状を話すと、ちらっとカルテの年齢を見て
「老眼の始まりかもしれないですね〜」
まだ30代で老眼だと〜
目を診察すると、なんと目の中に石ができてるとのこと。
へっ?胆石とか尿道結石なら聞いたことあるけど…?
「除去しますね。針で刺しますから動いたりすると危険ですので動かないで下さい!」
老眼と言われてショック受けてるのに動く元気もないって…
「では始めます」
ひゃ〜まじで針が近づいてくる。
パチンと音がしたら、目が真っ白になった感じがして涙がドバッー。
見せてくれたのは黒い小さな石。
おまけに検査したら老眼じゃなかったし〜




