入社初日
課長
「佐藤君、少し良いかな」
佐藤
「課長、俺からもいいですか」
課長
「ほう。なんだね?聞きたいことって?」
佐藤
「ここでの業務って何ですか?」
課長
「何って・・・君ちゃんと募集要項見て、この会社入ったんでしょ」
課長
「管理職って書いてあったでしょ」
佐藤
「いや管理職って書いてありましたけど・・・それに何ですかこのオフィス」
課長
「何がだい?」
佐藤
「ミラーボールついてるし、目もチカチカするし、見たことない機械が多すぎるんですけど」
課長
「あぁこれ?これ結構、今流行ってるらしいんだよね。」
佐藤
「いやどこの流行りを取り入れたらこんなディスコフロアみたいなのが出来上がるんですか」
課長
「はっはっは、いや~懐かしいね。ディスコ」
佐藤
「課長の世代とかどうでもいいですよ」
佐藤
「その口調多分、世代じゃないでしょ」
課長
「・・・まあね、ちょっとさ、盛り上げようとおもってさ、課長っぽいこと言いたかったんだ。」
課長
「しかし、君ぐらいの若者が流行りを取り入れないとは、あまり関心しないね」
佐藤
「どこの星にこんな流行りがあるんだ。」
課長
「タンポポ星」
佐藤
「は?」
課長
「だからタンポポ星だよ。」
課長
「知らない?あのガガーリンもお忍びでよく行ってたらしいんだw」
佐藤
「病院行きましょうか。付き添いますよ。救急車を呼んでもいいくらいだ。」
課長
「や~め~な~さい」
課長
「もうっ、何をするんだ。」
佐藤
「ココの面接に受かった時点でおかしいと思うべきだった。」
課長
「ふふっ、君は面接で確か世界征服とか言ってたらしいじゃないかw」
佐藤
「それは、滑り止めで受けたこの会社に落ちるためですよ。」
課長
「いやさ~社長が面白がっちゃって、もう即採用だって息巻いちゃってw」
佐藤
「・・・というか俺以外の社員はどこに?」
課長
「そうそう、その件で用があったんだけど今日は、新卒の歓迎会で誰もいないよ」
佐藤
「・・・」
課長
「うちの会社珍しくてさ、社員と新卒の子がペアを組んで仕事のノウハウを教えるんだけど」
課長
「佐藤君のペアが・・・僕なんだよね。」
佐藤
「・・・」
課長
「いや~連絡忘れてたって事じゃないんだよ?」
課長
「ちょっと仕事がもたついてて・・・」
佐藤
「・・・」
課長
「佐藤君?何か言ってくれないかな・・・?」
課長
「ちょっと~怖いよ~そんな気張らなくていいんだよ~」
佐藤
「・・・」
課長
「・・・ふぅ」
課長
「ごめんなさい」




