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エルデ、貴族学習院への編入を前に足元を見詰める。







 ………… 魘され、悪夢から目覚めると、

          そこは、天蓋付の豪奢なベットの上。






 約束通り、本棟に暮らしの場を移した結果、 わたしは「侯爵令嬢」の身分保持者(・・・・・)としての待遇を受けていたの。 本物(・・)の侯爵令嬢と遜色ない待遇。 かつて(前世で)夢見て居た、本物のお嬢様の生活。


―――『不要(●●)』になってから手に入るとは、思ってもみなかった。


 基本的には、私の生活には変わりなく、寝起きするのが本棟に成っただけだと、思っていた。 でも、それは許される事では無く、食事に入浴、復習学習、そして、とある『御役目(特殊事情)』など、フェルデン侯爵家の令嬢として、すべき事柄は山積するのよ。


 それでも私は神職に有るの。 それは、約束してもらった。 だから、『神職』である私の『お勤め』だけは疎かにはしていない。 二重の生活は、私の中から余力という余力を奪っていったの。


 二十七回の過去とは、ずいぶんと違う。



 最後の安息日が明ける今日、わたしは『御役目』を、果たしに行かなくてはならない。 行く先は王立貴族学習院。 果たして、どのような事態が、待ち受けて(・・・・・)いるのか…… 前世の記憶達と、何処までの差異が有るのか…… 見詰めて行かねば成らないのよ。


 ほんと、早朝から

     気が重いのよ……






   ―――――― § ―――――― § ―――――――






 準備期間は、わずか”一週間 ”だったの。 だから、その間に出来る事は何でもしておかなくては成らなかったの。 『神職』のお勤めは、私の心からの願い。 そして、もう一つやらなくてはならない事があったの。 それが、『フェルデン侯爵令嬢』 としての役割。


 私が暮らす、フェルデン侯爵家『王都別邸』が、特殊な成り立ちで建てられている為に発生する『義務』でもあるのよ。 この別邸が、特殊な役割すら果たしていたのが、判明したのは、本格的に別邸本棟に、身を移した時。


 覚悟を決めて、「侯爵令嬢」たる自分を作ろうと思った時ね。


 別邸(●●)にお勤めに成っている方々は、フェルデン侯爵家に於いても、少々毛色が異なる方ばかり。 最初から、おかしいとは思っていたのよ。 とても有能な執事長 以下、幾人もいる優秀な職務担当執事の方々。 さらに、ミランダ家政婦長を中心として配されている、これまた有能な侍女、メイドの皆さん。 彼等、彼女達を見ていると、一糸乱れぬ統率は、まるで王宮の様だったんだもの。


 それも、その筈……



 バン=フォーデン執事長を筆頭に、別邸の使用人の方々は、且つてのフェルデン侯爵家御主達(・・・)に仕えた者達で構成されているのよ。 この別邸における、フェルデン本家の血統の一人として、その辺はちゃんと確認しておかなくてはならないと思って、バン=フォーデン執事長にその旨を伝えたの。 お仕事が早くって、お願いした一刻後には、別邸執務室にお呼ばれしたのよ。


 執務室には、ミランダ家政婦長も居られたわ。 そして、幾人かの担当執事と侍女の皆様も。


 この別邸は、特殊な成り立ちで建設された経緯があるでしょ、それに、小聖堂も。 フェルデン侯爵閣下としても、決して手を抜いては行けないと、御考えになっておられたらしくて、その人材の豊富さと有能さは、瞠目に値するのよ。


 でも、なにやら、それだけでは無い御様子なのよ。 皆さん、真剣な目で私を見詰め、そして、『お話』をして下さったの。


 まずこの別邸を統括する立場である、アルタール=バララント=ファス=”バン=フォーデン ”執事長様。 二節家名はとても珍しいけれど、それもその筈、もともとはフォーデンと云う家名に、先々代様の鉄血宰相様ヴォーデン=エルクシール=バン=フェルデン宰相閣下が、バンを付ける様に御指示されたから。



 ” 此奴は、俺の片腕だ、手を出す奴は許さんぞ ”



 と、云う意思表示。 つまりは、切れ者の側近だったと云う事。 先々代の鉄血宰相様の信任厚き人物な上、ご自身に何が起こっても、その時に代役に立てる御積りでいらした方。 故に、先々代様の傍に侍り、彼の尊き御方の全てを知る。


 一朝事あらば、凍結されている『権能』が解除され、縦横に先々代様の御名代と成られるように、『教育』された方。 ……現当主様に当て嵌めれば…… フェルディン事務次官様が当て嵌まるのかしら? 


 ミランダ家政婦長様の経歴はもっと凄いのよ。


 バン=フォーデン執事長と対になる、王宮賢所(国王陛下住まう場所)、後宮上級女官長様…… だったんですって。 御崩御なさった、先代国王陛下が御世、後宮を取り仕切っておられた方。 どうりで…… 威厳に満ちておられる筈よね。


 幾人も居られる、侍女の方々の内、御年を召しておられるのは、同時期に後宮上級女官をお勤めに成られておられた面々。 年若き方々は、現在も王宮侍女に在籍して居られ、後宮女官に入職前の研修中の方々。 いずれ後宮(・・)上級女官としての職位を与えられる予定の方々なんですって。 


 ――― 理由は有るのよ。


 この別邸には、宰相閣下に陳情を申し上げに来る方々の待機所(・・・)という側面も有るのは、貴族の者達ならば、常識。 聴いた話だと、ご家門の方々とか、辺境領の方々とか、そう云った余り経済的に余裕の無い人達向けと云われていたんだけど、実際は違ったのよ。 ええ、その側面はあるのだけれど、本当の意味でのこの別邸の使い方は、秘匿されていたの。


 成程、王宮狸の総本山。 真に隠したい事は、見える場所に ……か。


 秘匿された方の、この別邸の使い方は、政治的に少々暗闇に属す使い方。 もうちょっと踏み込んだ言い方をすると、王国に好ましからぬ賓客の監視所 兼 『鳥籠(・・)』。


 迎賓館に滞在される、大国の使者様なんかは、いいのよ。 ” 表 ” の顔の方々は。 でもね、お忍びの他国の王族の方々。 本国で別命を受けておられる方々、秘密折衝の下準備をなさりたい大使の部下の方々、その他、国にとっては重要ではあるけれど、あまり王城内をウロウロされては、問題のある方々の一時的なお住まいになる事も有るのよ。


 その為には、ある程度の格式と、能力を保持していないと、どんな面倒事に巻き込まれるか判った物じゃない。 また、徒に敵対なども出来はしない。 表向きは、”友好国 ”の特使として、この国にいらした方達だし、良い方に転んで王国の『利』と成る可能性もある。


 あとで悔やんで、後悔の臍を噛むくらいならば、最初から相応の待遇を与えて置かねば成らない。 相手が何をするかを(つぶさ)に観察しつつ、その手助けさえして、この国に有利な『情報』を与え続け、『思考』を誘導しなくては成らない。


――― 悪辣と云うなかれ。


 それが、国際政治と云うモノなのは、かつて修得した王族の妃教育で魂に刻み込まれたわ。


 別邸に詰められている、フェルデン侯爵家の私兵である武官達も、その系統の人達で固められているの。 並んでいる担当執事の内、数名は護衛職の指揮官。 元の職場は近衛騎士隊。 そう、王宮でも、王族直近の護衛部隊だった(・・・)人達。


 勅命か、はたまた、政治的配慮か。 フェルデン侯爵家王都別邸に勤められるには、少々 ”能力があり過ぎる ”方々ばかりなのよ。


 そんな秘匿された役割を持つ、このフェルデン侯爵家王都別邸では、この様な『素敵な(・・・)』経歴の持ち主の方々がお勤めに成っておられるのよ。 そして、現状…… 私は『養育子』として、フェルデン侯爵家 本邸(●●)では無く、別邸(●●)に迎え入れられ、そして『令嬢』( 籠の鳥 )としての立場を与えられた。



 ―――その意味する所は? 



 と、考えると、やはり『重監視』。 現在の王国の状況に於いて、聖堂教会関係者を、貴族家の娘として迎えようとすると、そうなる訳なのよ。 小聖堂の件が在ったから、あまり意識していなかったけれど、私が暮らすには、このフェルデン侯爵家王都別邸と云う屋敷は、その成り立ちと役割を考えれば、最適と云わざるを得ないの。


 そして、与えられた『使命』を考えれば、私が成さねば成らない『役割(ロール)』も、見えてくるのよ。 『養育子(一時的)』とは言え、私はフェルデンが令嬢と云う、立場を与えられた。 本家血統に属する者と規定された。 この別邸に於いて、本家の血統を持つ者は私しかいない。 


 そう、リッチェル侯爵領 領都アルタマイトに於いて、私が負わされていた『責務』と、同様の事柄を暗に要求されていると云ってもいい。 その結論に至ったのは、フェルディン事務次官様を通して、フェルデン侯爵閣下が私を強く『この本棟』に、住まわせる事に固執した事が切っ掛け。 教会の小娘を、教会と貴族の均衡を司る(分銅)にするだけならば、小聖堂に押し込んで、使える時に使えばいい。



 ――― それを、わざわざ自身の『()』として、扱うのか?

 ――― その上で、何故本邸に私の身を移さないのか?



 二点の疑問を解消する為に、考えられる答えは一つ。 この別邸の秘匿された使用目的に於いて、何らかの問題(・・)が有り、それを差配する為…… 名目上であれ、本家の血統に属する人間を置かねば成らなかったと云う事。 仮女主人として振舞えと…… そう思召したか。 直截に言わぬのは、そこにまた、問題が発生する可能性が有るからか。


 ならば、名目上(・・・)と云う立場を貫き、背後の影の中から、その問題とやらを確認し、調査し、穏便に済ます方策を考え実行する…… のか。 ふぅ…… 何重にも何重にも、張り巡らされた蜘蛛の巣の様ね。 出来るならば焼き払いたいくらいの気分……


 でも、これも分銅(●●)たる、私の役目なんだろうな。 天秤の軸が、大きく貴族側に寄っている現在、分銅は大きく重く無くては、均衡は取れないものね。 判った……



 ―――― 頑張る。



 執務室に集まった面々の話をお聞きしてから、私も覚悟を決めねば成らなかった。 もう、何もかも、最初から仕組まれていたと云う事ね。 そう云う役割ならば、その役割を請け負うわ。 倖薄き民の安寧の為なんだものね。 


 静かに瞑目してから、私は言葉を紡ぐ。 今現在の 滞在者(●●●) の現状も聴くの。




「この別邸の秘匿された御役目の事は理解しました。 『養育子』たるわたくしは、フェルデンが娘として、役割を全うしましょう。 それで、現在、この別邸に滞在されておられるのは、どのような方なのでしょうか?」


「エルディ御嬢様、現在この別邸に滞在されている ”対象者 ” は二名。 御一方は、バリュート共和王国の商務官補のグウェン殿。 もう一方は、遥か東方 蓬莱国の武者(武官) ツァイ=シロツグ殿。 どちらも男性です」


「そうですか。 たしか…… グウェン殿は、小聖堂にも御越しに成り、神への祈りを捧げて居られましたね、そう云えば……」


「はい。 政体こそ違えど、友好的に国交は結ばれております。 また、軍事的な緊張も、現在は有りません。 更に言えば、商務的に将来的に結びつきも強く成りましょう。 グウェン殿は、その為の連絡係であり、我が国に対する現地調査員でもあります」


「我が国に対する現地調査員…… 成程。 内懐に入れるには、危険ではある。 しかし、無下に扱うには将来的に禍根が残る問題と成り得る。 王宮に…… 押し付けられましたね」


「……御慧眼、誠に」


「市井の状況を確認しつつ、王国がどの様に対応しているか、そして、商務に関しての規制の実態をお調べになり、本国への報告と成していると。 まぁ、妥当な所でしょうね。 他領との交易に関して、同じように、実家の子弟を送り込んでくる方々も居られますし。 これまで通り、『自由(・・)』 に、お暮しして貰いましょう」


「御意に」


「それで、ツァイ=シロツグ卿…… でしたかしら? 蓬莱国から来られた『武官様(・・・)』という。 どういった経緯で、どのような方なのですか?」


「はい。 最初は観戦武官として王国に参られました。 北方で、小競り合いの在った時期です」


「北方の帝国との小規模戦闘でしたね。 その時に観戦武官としてですか?」


「はい。 帝国は巨大で、その最東端で国境を接するのが蓬莱国です。 政体も文化的な成り立ちも相当違っております。 我が国が、帝国との小競り合いにどのように対処してるのかを、あちらに報告する為でした。 現在は、我が国の国軍(一般兵)の視察を主にされておられます。 戦力を測られているようにも…… 感じます。 エルディ御嬢様に関しては、あまり関心を示して居られては居りません。 信仰も独自のモノが有るように御座います」




 確かに、会った事は無いから、知らないのは仕方ないわね。 同じ邸内に居て、一度も会わないなんて、不自然よ。 ならば、一度御目に掛かる方が、私も安心できるわ。 それに、この目で見れば、彼の方の為人の一端でも垣間見れるかもしれない。


 もうすぐ貴族学習院も始まる。 その中で、フェルデン別邸の事について、何か云われるかもしれない。 更に言えば、両国とも今の所友好国ではあるけれど、それでも、この先、どうなるかも判らない。 用心して損は無い。 貴族的思考と云うのは、そう云ったところ。 


 神様と精霊様もお許しに成られた。 だから、こういった思考も、この先使うしかない。 最悪を回避する為には、最善を尽くさないといけないと思う。 最初の一手は、自身の置かれる立場を少しでも強固にする事。 


 その中で、私が暮らす場所の事を、知らなくてはならない。 同じ邸に住んでいる方々を知らないのは、どうかと思う。 少なくとも、為人は知るべきであると考えたのよ。 ……そこで、提案してみたの。




「私はフェルデンの『養育子』と成りました。 血統が末端とは言え、フェルデン本家の者。 そして、状況より、この本棟に棲む事と相成りました。 ならば、フェルデンの()としての役割を、果たさねば成らないでしょう。 この別邸に滞在する方々への対応も、その内に含まれるかと。 出来れば、友好的な交流を持ちたいのですが」


「……ふむ、そうですね。 ミランダ、どう考える」


「エルディ御嬢様は、この別邸に於いて、フェルデン侯爵家(御本家)の血脈を引く只お一人の方。 であれば、この別邸の『女主人』と、云えましょう…… 旦那様の代理人として、行動されても問題は無いかと。 バン=フォーデン執事長が補佐に付き、わたくしが介添え致しますれば、格式に問題は御座いません。 また、行動を制限されていないとは言え、外国の賓客であらせられます ”お二方 ”を、放置と云うのは、我が国の体面を鑑みれば、少々問題が有ると愚考します」


「意見、有難う。 ミランダも、こう言っております。 エルディ御嬢様には、『その役割』を、担って頂ければ、此方としても有難い所に御座います」


「承知しました。 わたくしとしても、問題は御座いません。 差し当たって…… お二方と、食堂(ダイニング)で朝食を、ご一緒にする事から始めましょうか」


「「 御意に 」」




 ――― 私の意思は、直ぐに整えられた。


 お二人を招いての朝食。 訝し気に私を見詰める、二対の瞳。 まぁ、そうなるでしょうね。 自身はまだ、神職にいる気分が強いので、その方向での対応となるのは、ちょっと笑ってしまったわ。 被災地での『お勤め』を思い出すのよ。 魔物に追われ、命からがら逃げだした村人の目をね。 これからの行く末に不安を抱え、何に対しても猜疑の目を向ける。 心細さが攻撃的な目の色をさせている。


 もし、私が神職を経験せずに、この場に居たならば、二度とこの席には着かないと決心する様な、寒々とした視線だったのよ。 でもね、私は、『神に仕えし者』。 その方々の心情も、それとなく理解出来てしまうのよ。




「ご招待を受けて頂き、誠にありがとう御座います。  わたくしは、エルデ=エルディ=ファス=フェルデン。 事情があり、今は、フェルデン侯爵家の『養育子』となりこの別邸にて暮らす事に成りました。 以後、お見知り置きを」


「ご丁寧なご挨拶、誠に有難く。バリュート共和王国の商務官補のグウェンです。 そう御呼び下さい」


「蓬莱国の シロツグと申す。 観……戦?武官として、jlhjoiinl;/[[ a あぁ 済まぬ。言葉がよく判らん」


「承知いたしました。 お二方には、其々に御役目も御座いましょう。 これまで通り、お暮し頂いて結構です。 が、当家を代表いたしまして、交流ももちたいとも、思っております。 良しなに」


「願っても無い御言葉。 フェルデン侯爵令嬢直々の御言葉、嬉しく思います」

「承知」



 と、云う事で、なんとか、フェルデンの立場と面目は立てた。 期間の指定が無い、当面の間という、曖昧な派遣予定。 彼等も少々困惑していた様子が伺えた。 まぁ、そうは言っても、色々と調べるべき事柄も有るだろうから、私がとやかく言う必要は無いわよね。 バン=フォーデン執事長もそう云ってたし。


 異国交流と云う事で、朝食とか、晩餐を共に出来る時はする…… 


 ミランダも、それでいいとの考えだった。 意見交換をすると、より円滑な人間関係が築け、相手方の考え方も、判る様になるものね。 食事時なんて、その最たるものよ。 さて、これで、一通りの準備は完了したわ。



 後は…… 実際に 貴族学習院に出向くだけ。


 そう…… 破滅への道を直走った、アノ場所に戻ると云う事。



 そう思うだけで、相当に胸が重くなるわ。 でも、コレは御役目。 誰にも移譲できない、そんな大事な御役目なんだもの。



  ―――― しっかりしなくちゃね。 ――――




 最後の夜は……



    過去の悪行の数々を夢に見て……




           悪夢に魘されたのは……








    ――― 内緒。






 

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― 新着の感想 ―
>過去の悪行の数々を夢に見て…… トラウマというか、黒歴史というか……
[気になる点] 45話で荒れていたとされてる別邸を、女主人として瑕疵の無いように整え直して欲しい。
[一言]  これ、絶対に本来課す『役割』とは別に、 「うちの優秀な姪っ子を自慢したるっ!」  という意思があるでしょう、宰相閣下?
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