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アイドルの恋愛事情~アイドルカップルの日常~  作者:
番外編

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100/100

小話詰め合わせ

今更ながら、感想返信として載せた短編を纏めました。記憶を辿りつつお読みいただければと思います。

 *需要と供給 陽葵視点

 撮影が順調に進んで、明日の午前中が空いた。家に着くのは遅くなるし連絡をしなかったからきっと寝てるだろうな、と玄関を開ければ真っ暗だった。やっぱりね。

 シャワーを浴びて寝室に行けばぐっすり眠っている美月がいて頬が緩む。起こしたくなるのをグッと耐えて隣に寝転べばギュッと抱きしめてくれた。


「ひまりちゃん……」


 あれ、起きてる? いや、寝てるな。はぁ……かわい……早く朝にならないかな……


 抱きしめてくれていた腕が離されて、気づけばいつの間にか寝てしまっていたみたいだった。

 優しく笑う美月が離れようとするのが嫌で呼び止めれば、また包まれて安心する。電話やビデオ通話もいいけど、やっぱり触れられる距離にいるのが嬉しいし幸せ。美月はまた寝ようとするけど、私はバッチリ目が覚めた。

 美月だって本気で拒否してこないし、朝まで待たなくてもいいよね。


 *欲求不満?より、1期生グループトーク~1期の絆~

 陽葵「通知100件超えてるんだけど暇なの?」

『お、来たじゃん!』

『待ってましたー!』

 凛花『欲求不満は解消された?(・∀・)ニヤニヤ』

 陽葵「は?」

 凛花『あれ、この時間に連絡きたってことは誘われたんじゃないの? 寝てる陽葵を起こすとかやるじゃん!』

 陽葵「何の話? 多すぎて追えてない」

 凛花『あれ??』

『凛花が、陽葵の様子がおかしかったのは欲求不満に違いない、って』

『今日の仕事で美月に心当たりがないかって聞いたらしいよ』

 凛花『最近すれ違いって言ってたからてっきり欲求不満なのかと思って。美月に誘っちゃえ、って言っておいたんだけど、もう寝たって言ってたから……起こされたんじゃないの?』

『実際どうなの?』

『美月って誘えるの……?』

『想像つかない……』

 陽葵「チラチラ見ながら、誘おうって頑張ってるのが可愛い。結局諦めるのもまた可愛い。でも想像しなくていいから」

『惚気るねー笑』

『独占欲強!』

『美月頑張れ』

『悪いお姉さんに転がされてるのね』

 陽葵「あのさ、私の印象どうなってるの?」

『まぁまぁ、いいじゃん』

 凛花『で! どうなったの?』

 陽葵「寝たフリしてたら、なんだか楽しそうに誰かさんと連絡取ってるから、何話してるのか聞いたけどはぐらかすから身体に聞いた」

『わぉ』

『生々しいww』

『2人とも知ってるから気まずい気まずいww』

 凛花『あー、起きてたんだ? 疑った?』

 陽葵「凛花がそういう事するわけないって分かってるから」

『ふぅー』

『1期の絆ー』

 凛花『それなのに襲ったんだ?笑』

 陽葵「こっちは我慢して寝たフリしてたのに寝ないで楽しそうにしてるから」

『やきもちか』

『本当に美月の事になると別人なんだから』

 凛花『まぁ、幸せそうでなにより』

『ご馳走様ー爆発しろー』

『ww』

 陽葵「羨ましいでしょー」

『うっざ!!』



 *嫉妬と独占欲 後編より、1期生グループトーク~1期の絆2~

『ライブ見た? みんなカッコよかったね!』

『見た! 6期生初々しくて可愛かったわ』

『オーディションの度に思うけど、どこにあんな可愛い子たち隠れてんの?』

『可愛い子たち抜けてもまた入ってくるから凄いよね』

 陽葵『みんな若くて可愛くて、不安しかない』

『1人だけ感想が違うのいるw』

『美月かー。そういうんじゃないでしょ、アレは』

『天然タラシはタチが悪いぞー』

 凛花『おつー! 見てくれてありがとうー! なになに、美月の話? 最近特にカッコイイ系の曲増えたじゃん? レッスンの時も、他の子には可愛い、とか綺麗、なんだけど、それに混じって美月さんまじイケメン! って聞こえてくるw』

『アイドルよね?笑』

『でもまあ、美月は心配ないでしょ』

 陽葵『心配してるのは、相手側』

『あー、凛花、その辺どう?』

 凛花『若い子はそれじゃなくても耐性ないからねー。ある程度は仕方ないよねー? 可愛い子たちがよく真っ赤になってるw』

『ガッツリ釣られてんじゃんw』

『イケメンに育ったからねー、仕方ないねー』

 陽葵『凛花、情報ありがとう。撮影戻るわ。また何かあれば情報よろしく』

『絵文字もスタンプもない淡々とした文が怖い!!』

『美月逃げてー!?』

 凛花『明日美月に聞いてみよー』

『いちばん怖いのはコイツか…』

『悪魔』

『鬼』

 凛花『どうだったか、報告しないよ?』

『『『ごめんなさい』』』


 *報道(上) 翌朝の陽葵視点

 目覚ましが鳴って目覚めれば、相変わらず何も無かったかのように隣で眠る美月。時間があれば寝顔を見ていたいけれど、迎えが来るまであまり時間が無いし、起こさないと。


「みつき、起きられる?」

「んー、ひまりちゃん……もうちょっと」

「寝かせてあげたいところだけど、時間無くなっちゃうから起きて」

「うん」


 寝起きの美月ってなんでこんなに可愛いの?? うん、って言いながらまた寝るのね?


「こら、目つぶらないの」

「むり……ねむい」


 いやだ、とばかりに枕を抱えて起きる気ゼロ。


「可愛すぎ」

「ふふ、ひまりちゃん、くすぐったい」


 あまりにも可愛いから、顔や首筋を撫でれば身動ぎして洋服がはだけて綺麗な腹筋が目に入る。


「かわいい」

「んっ、待って、起きた! ねぇ、起きたって!」

「おはよ」

「……おはよ」


 お腹に唇を寄せれば、さすがに寝ていられなかったのか起きたけど、ちょっと残念。もう少し堪能したかったけど、また今度のお楽しみに取っておこう。

お読み下さりありがとうございました。

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黒狼と銀狼
― 新着の感想 ―
やっぱり好きだなぁ
懐かしい 1期生のグループラインで いじられるカップル すべて陽葵の燃料となり 美月にむかう頑張れ美月w 「気まずい気まずい」の感想が好き 応援しててもそうなりますよねw
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