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59話 酒宴の前に

空間魔法で拡張されている大広間に入ると、広大なスペースに無数の料理や色々な酒瓶が机の上に用意され、5千人以上が居るためか熱気に包まれていた。


そんな一大酒宴会場となった大広間の一段高くなっている所に、先程会議をしていたメンバーが立ち、先ずはスーリオンが場を静めて、

「皆の者、改めて今日は良くやってくれた。

これでしばらくは危機を回避出来たと思うのじゃが、ジア王国が落ちてしまうと我らが里は孤立し、今日を上回る軍勢が差し向けられるじゃろう。

それを防ぐためには、出来れば王都が陥落する前に救援をしなければならぬ。

王都が陥落すれば、王都に魔法士戦力を集中させているらしいジア王国がそのまま国を保つのは難しくなろう。

じゃから急で済まぬが明日は休養し、明後日には救援部隊を出す事に決定した。

幸い、行軍に必要な物資についてはフレデリック様が漸次(ぜんじ)提供して下さるとの事なので、身軽な状態で進む事が出来る。

皆には短期間のうちに再び戦いを強いる事になるが、里のためによろしく頼む」

出陣について話すと、ジア王国の窮状(きゅうじょう)を理解している里の者達は肯定的な反応を示し、サニア王国の者達は少なくない者達が不安気な反応を示した。


「出陣する部隊についてじゃが、里から2千が出来る限りの速さで王都に向かい、サニア王国の方々には荷駄を守って後から向かって貰う予定じゃ」

しかしスーリオンの話の続きを聞いて、不安気な反応を示した者達は密かに胸を撫で下ろした。


「話が長くなって済まなかった。これからいよいよ酒宴じゃ!では、アリステラ様…」

「はい!難しい話はこれで終わりにしてみんな杯を持って…

みんな、今日はお疲れ様!戦闘後もこうして全員揃っているのを祝って…乾杯!!」

何ともアリステラらしい、ざっくばらんな音頭と共に皆が杯を掲げて「乾杯!」と唱和して宴が始まった。


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