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43話 魔王軍出現

魔王軍が行軍速度を上げて緊急呼集という事もなく、何時もより早めに起き鍛錬をしていたが朝食は普通に取る事となり、小広間に集まった。


いよいよ魔王軍との戦いの日という緊張からか、あまり食の進まない一同(エスリナを除く)を尻目に普段通り食べていると、

「よく普通に食べれるわね…もうすぐ戦闘が始まるのに緊張とかしないの?」

そうアリステラが訊いてきた。


「慣れというのもありますけど、食事はちゃんと取っておかないといざという時に力が出なかったり、判断力が鈍る可能性がありますから多少無理をしても取るようにしてますね。…エスリナ殿もそうでしょう?」

エスリナに話を振ると、エスリナは黙って肯いた。


「矢面に立つ者達が普通に食べてるのに、戦場にも出ない私達があまり食べれないのはおかしいわね。ちゃんと食べましょう」


何とか朝食を食べ終わり、緊張をほぐすのを兼ねて雑談をしながら斥候からの知らせを待っていると、あと1時間程で魔王軍が到着するとの知らせがあり、いよいよ東の街道の城壁の切れ目に布陣する事にした。


昨日の訓練通りの布陣を終え、緊張の面持ちの兵達は言葉数も少ない。

こういう時に緊張をほぐす役割をするベテラン達が少ない事も影響している様だ。


《総員、今からそんなに緊張していると最後まで保たないぞ。

今回は敵には申し訳ないが、実戦経験を諸君らに積んで貰う為に戦場を設定している。

つまり、余程の事がない限り死ぬ事は無いと私も作戦を承認した首脳部も思っているという事だ。

だから適度に力を抜いて構えておけ》


緊張をほぐすべく、生命の危険が少ないと【テレパシー】で訓示をすると、幾分緊張が緩和した。

そして待つ事暫し…遂に魔王軍が姿を現した。


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