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4話 状況③

「それはどのような条件でしょうか?」


スーリオンの問いに対して私は亜空間から小瓶を取り出し、

「この中にとある金属が入っている。この金属が大量に必要なのだが、生産量に少々問題があってな。

この金属が作れるなら助力もするし武具や物資が必要なら提供しよう。金属の原料は私が供給する」

その小瓶を机に置いた。


いきなり出てきた小瓶に少し驚いていたアリステラがガルドに目配せし、ガルドが小瓶を手に取る。

「開けて見ても構いませんかね?」

「無論だ」

「では失礼して…これは液体?金属なのに液体とは変わってますな…主原料はミスリルですかな?」


「ひと目で判るとはなかなかだな、その通りだ。他に数種類のものが使われている。

さすがにすぐには出来ないだろうが、出来そうな気はするか?」


「…後で原料を渡してください、何とかして作ってみせます」

「分かった、期待している。加工に必要な魔道具なども一緒に渡そう」


「では、お力をお貸しいただけると…?」

と、アリステラが尋ねてきたので、

「皇帝が働くのだから、相当高くつくぞ」

と答えると、彼女達は思わず苦笑いした。


「さて、かなり切羽詰まっている様な話を聞いたし、先ずは状況を教えて貰おうか」



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