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36話 指揮系統

休憩が終わり、再び訓練が始まる前にスーリオン、エスリナ、私が周りより一段高い所に立ち、スーリオンが話を始める。


「皆の者、聞いておくれ!

明後日の戦いについてじゃが、サニア王国の者達にも一部参加してもらう事にした。

西大陸の事で人間族に不信感を持っている者も少なくないじゃろうが、彼らは元々交流があり、ここに避難して来てからもさしてトラブルを起こす事もなく畑仕事を手伝ったり、機織りの補助をしたりと慎ましく暮らしておる。

これから魔王軍の脅威を排除するには彼らとの協力が不可欠じゃ。じゃからまずは近くにいる者達から少しずつでも信じてやって欲しい」


その言葉に里の戦士達は戸惑いつつも、概ね肯定的な反応を示した。

そこに選抜部隊がやって来たので、コーデリア王女とキーロフが壇上に上がり、キーロフが進み出て、

「サニア王国のキーロフという。我々を受け入れてくれた里の方々の恩に報いるため、命を賭して戦わせていただく。どうかよろしく頼む!」

そう言うと深く頭を下げた。

少し間があり、最初はパラパラと拍手が起こり、やがて大きな拍手となって場を包み、スーリオンやコーデリアはそっと胸を撫で下ろした。


こうして一応の共闘体制が出来たので、話を切り出す事にし、

「少しいいかな?指揮系統の事なのだが、里の戦士はエスリナ殿、サニア王国軍はキーロフ殿が司令官のようだが、私はどうすればいいかな?」

「フレデリック様は恐らくこの中で最も戦争経験が豊富でしょうから、総司令官をお願いしてもよろしいですかな?」

すかさずスーリオンが反応し、そう切り返してきた。


「それは問題ないのだが、戦闘中どの程度まで指示を出しても良いのだ?この人数なら分隊(30人前後)単位で指示を出せるが?」

「私は指揮があまり上手くないので指揮を采って貰えた方が助かりますが…そう言えば【テレパシー】というのがありましたね」

エスリナが私のステータスを思い出して言った。

次回投稿は1月4日月曜日です。

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