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25話 夕食

庁舎にある小広間にはテーブルと椅子が並べられていたが、6人分ほどしか料理は用意されていなかった。


私とアリステラが上座に座り、スーリオンと最初に庁舎に来た時にお茶を持って来たエルフの女性が右側、ガルドとエスリナが左側に座った。


「あれだけのものをお造りになられ疲れられたでしょうし、こちらに来られて早々に大人数での会食もどうかと思いまして、今日は少人数にさせていただきました。」

そしてスーリオンは隣の女性を示し、


「私の孫娘でミューリエルといいます。何かありましたらこの者に言って下さい」

そう紹介すると、ミューリエルは立ち上がって一礼し、

「ミューリエルと申します、よろしくお願いします」

と挨拶した。そしてそのまま壁際に行き、黄金色の飲み物の入った瓶を取ると、全員に注いで回ってから着席した。


「儂等ドワーフの血液とも言えるエールだ。その中でも特に出来のいい奴を用意させたから飲んでみてくれ。では乾杯!」

スーリオンが「形式が滅茶苦茶じゃ…」と呟いていたが、特に気にする事もなく流れに乗って軽く杯をかかげた。


出来がいいと言っていただけあり、我が国でもなかなか味わえない美味しさだ。程よく冷えているのも味に華をそえる。

魚や山菜主体の料理に舌鼓を打ちつつ、エールを飲んだ。


ガルドは手酌でどんどん呑んでいるが、他は隣の者が杯の残りが少なくなったら注いでいる(私の場合は主にミューリエル)。


皆がある程度食べ進めてひと息ついたタイミングで、アリステラが

「ちょっと聞いていい?貴方の国の事なんだけど」

と言った。

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