八.やばい剣を抜いてしまった.....はぁ
「いやいや...え?」
ちょっと待て....おかしくない?
何このステータス...普通に戦ったら俺、死ぬじゃん
俺が唯一勝っているWとSでいったいどうしろと、
それになによあの”粘液”魔法って聞いたことないんですけど
つかなんだよ称号の≪初心者御用達魔物≫って
俺って一般的な初心者と言われている人たちより
弱いのか...?...いやあきらめるのはまだ早い
もしかしたら俺と同じKとvの人が頭を使って
倒すいわゆる≪初心者≫が超えるべき最初の壁みたいな?
...そうに違いない、いや絶対そうだろう
そう考えているとそのスライムが動き出した
....自身の体から強酸を垂れ流しながら
「ちょ~っと待て....あれが涎に見えるのは
俺だけか...?」
「【ジュウ...ジュウ】」
そんなことを言いながらも近づいてくるスライム
俺はというと...
「うん、ムリ」
そう言って、踵を返しまた走って逃げた....
「ここまで...来れば..大丈夫...だろ...」
森の中に入って走っていた俺はスライムが見えなくなると
歩き出した、
「それにしてもこの森広いなぁ」
歩けど歩けど木々が生い茂っている
ただ無銘君は知らない、運がいいことに徐々に
この森の出口に進んでいることを...
「何か武器がほしいな...魔法は使い方知らねえし」
そういいながらも歩く無銘君、すると
「あれ?なんだ...あれ...」
目の前に大木に突き刺さった剣があった
その剣は無駄な装飾はなく見る人によれば
ただの普通の鉄剣のようにも見える剣だが
熟練の冒険者や気配察知に優れた者や魔力感知に
優れた者が見れば近づくこともままならないほどの
力を放っている剣、無銘君も一応気配察知、魔力感知
を持っているのでただの剣ではないことは分かって
いるのだが
「おお、ちょうどいいやこの剣
ちょうど俺も剣技の能力を持ってるし...運がいいな」
そう言って近づく無銘君、剣を抜こうとしたところで
《汝、資格がある者..「はい?」ズボッ
何かに言葉をかけられたが時すでに遅し、無銘君は
その剣を抜いた....抜いてしまった...
「アレ?どこからか声をかけられた気がしたんだが」
《・・・・・・・・》
「まあいいか」
《・・・・・・》
「それにしても」
そう言ってその剣を振るい
「この剣、軽いなもしかして特別な剣とか?
それだったらもっと特別な感じがするはずだけど」
《・・・・・・・》
「まあ、何も感じないしちょっと軽く作られた
”ただの”剣なんだろうなあ」
《・・・・・なぜだ・・》
「アレ?....声が」
《なぜ抜けたのだ・・・・》
「え?この剣ってもしかして....」
《なぜおぬしは私を抜けたのだ!!》
「!?」
急な大声に驚き持っていた剣を落として周りを
確認する無銘君...何をしているかって?
それは..今の大声でスライムなどが近づいて
きていないかを警戒しているのですよ
《おい!おぬし!》
「キョロキョロ」
《おぬしじゃおぬし!》
そういわれ自分を指さす無銘君...
《そうじゃおぬし、早く私を拾わんか》
「....?何を?」
《おぬしの目の前にある剣じゃ...》
「うえ!?この剣、特別なやつだったのか」
《いいから早く拾わんか》
「わかったよ」
そう言って剣を拾う...
《ようやく落ち着いて話せる》
「?別に地面に置いたままでも話せるんじゃね?」
《・・・・別にどうでもよかろう》
「あ、そう」
そう言って剣を地面に突き刺す
《!?早く抜いてくれ!土で...!》
「だから別にいいじゃん」
《いいから早く....!》
「?」
《土で私の刀身が穢れる!!》
「・・・・・・・」
若干引き気味になりながらも剣を引き抜き
手で刀身に付いた土を払う
《おお、分かってるじゃないか》
「・・・・・」
《でも、水で流して布でふいてほしいが..》
「・・・・・」
《まあいいか、この刀身が汚れることはないし》
それを聞いた途端、剣を地面にたたきつける
《おいぃぃぃぃ!何をするんだ~!》
「イラついたから」
《いいから、謝るから早く拾ってくれぇぇ!》
「・・・・・・」
無言で剣を拾い上げる、なぜかこんなことばっか
異世界に来てからしている気がする....
《もう落とさんな?》
「わかったから」
《絶対に落とさんな?》
「落とすぞ?」
《ひっ!》
「わかったら早く話してくれ」
《わかったぞ》
そう言って剣は話し出した.....
まあ長く話し出したので全カットなんだが
要約すると
この剣は≪魔剣≫と言われているもので
長らく木に突き刺さっていたらしい、抜こうと
したものは一様いたらしいが抜けることはなく
しかもこの場所に来るまでには特別な森の入り口
から入らないとたどり着けずしかも入り口は日に日に
変わっているので見つけることは困難なので
ここに来るものはどんどん減っていったらしい
そしてこの魔剣は名前と能力があり
「で、名前が...≪グラム≫か....」
《そうだ、かっこいい名前だろう?》
なぜ北欧神話のあの名前が異世界に...
いやまだ能力を視ていないから大丈夫...
≪眼≫発動...
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成長する魔剣 希少度:幻想
能力:吸収・成長 無限成長 火系極大強化 破壊不可
説明:際限なく成長する魔剣、その力は神にも届きうる
この剣を抜いたものは相応の覚悟を強いられる
この剣を抜いたと同時に宿命をもたらされるからだ
_____________________
「似ている....しかも宿命とか....ほんといらねえ」
俺はとんでもないものを引き抜いてしまったようだ
だが抜いてしまったものは仕方ない...か、
「で?この吸収・成長ってのはどんな能力
なんだ?」
ずっと黙ってるのもアレなのでグラムに聞いてみた
《む?そのまま見ておればよかったろうに
まあいいか、その能力はな
持ち主が倒した魔物や生き物の生命力や魔力を
吸収して自信を強化していくんだが限界と時間が
決まっている...そこで無限成長という能力の
出番、この能力は自身の成長の限界をなくし
時間の制限をなくしてくれ、さらに特定の
強さに達することで自身が進化するという
おまけつきのまさに最強の組み合わせだな》
うーん、チートだな..そんな剣を弱い俺が
持っていいのか、と思っているがまあ
大丈夫だろうが、グラム最初に
《む?そのまま見ておればよかったろうに》
って言ったか?なんできずいた?
「なあ、グラムなんで俺がお前を視ていることが
わかったんだ?」
《まあ何回も鑑定の能力を使われていれば
感覚でわかってしまうがおぬしの場合は
目だな》
「?」
《ほう、知らんかったのかおぬし
その力を使っているときの目の色が変わっていることに》
「いや、知らなかったけど
どんな色になってるんだ?」
《色か...あえて言うならば無色だな》
「無色?」
《ああ、無色と言っても目の中心は黒色だがな
あと、変わっているのは両目ともだな》
目の中心...瞳孔か、無色...透明ってことか?
「透明になっているのか?」
《言い方が少し悪かったな正確には、透明
であるが奥は深淵のように深く昏い感じ..だ》
「そんな感じになってるのか」
そんな風に考えているとさっき感じたような
魔力と気配を感知した...この感じは忘れはしない..
「スライム!!」
《!?》
「【プルルン】」
スライムがそこにいた....それのステータスというか
レベルを見て俺は、
「勝てるか!あんな奴!」
《おいちょっとま.》
グラムをスライムにぶん投げた、
投げたグラムはきれいな弧を描きながら飛び
そしてそのままスライムのど真ん中へ...
そして、グラムの刀身はきれいにスライムの
中に入っていき....
.....スライムが消散した...
「は?」
そのスライムだったもののステータスがこれだ
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ネーム:またスライムかよ Lv.5
種族:魔物、粘液種 状態:死亡
称号:初心者御用達魔物、ネームドモンスター
HP 0/30
МP 0/30
K 9
v 9
G 3
W 5
S 7
М 9
L 10 (固定)
固有能力
強酸 Lv.2
粘液魔法 Lv.1
特殊能力
消化強化 Lv.2
常時能力
移動速度低下
通常能力
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To be continued ―>
十連休なのにあまりかけない....
しかももう一つの小説は構想が考え付かない...
ああああああああああ!......頑張ります....




