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小覇王  作者: たっちゃん(小さな畔)
5/6

弱くても前向いて

司会「では、皆様長い一回戦が終わり、二回戦へと突入していきます。


    これから更に熱い戦いが繰り広げられていくと思われますので、目を離さぬよう


    お願いします!!!


    では・・、蜀軍関羽選手、魏軍李典選手、戦場へとおあがりください!!!!」



ワァァァァァァァァァアァアアアアアアアアアアア



一回戦のときよりも観客の声が一層強くなっていた。





一刀「(俺も・・・・・、誰にも負けられない・・・・。


   かの英雄たちに俺の力がどこまで通用するかは未知数だ


   華琳との約束もあるけど・・・・・、華琳の為に、華琳の笑顔の為に


   無理を通してでも絶対に優勝してみせる!!)」



大きな歓声が上がる中、拳を握り締めながら一刀は静かに心の中で誓った。




優勝を目指し、武将達が己の力の限りを尽くす武道大会も二回戦に進んでいた。


一体誰が名誉ある優勝という名の二文字を獲得するか・・・乞うご期待!!





--------------------------------------------------------------


リングに上がり、互いを見詰め合った後、真桜から切り出した。


真桜「関羽はん・・・、よろしくお願いします。」


武器を構え、真桜が関羽に言った。


関羽「あぁ・・・、いい試合をしよう。」


関羽もそれに応え、武器を構えた。


司会「よろしいですね?


   それでは・・・、試合開始ぃ!!!」



司会の試合開始の声と同時に真桜が先手必勝とばかりに関羽目掛け飛び込んだが、


それを予測していた関羽が避けながら斜め前に進み、真桜の側面を取った。


関羽「はぁっ!!」


高速の突きが真桜を襲った。


真桜「くぁっ!」


ガギィン!!


なんとかその攻撃に対応した真桜だったが、その衝撃に耐え切れず


後方へと吹き飛ばされた。


ズザザザァッ


下半身と螺旋槍でなんとか衝撃をしのぎきり、前を向いたのだが、関羽の攻撃はすでに始まっていた。


真桜「うわわっ!」


青龍偃月刀の追撃の一撃をなんとか紙一重で横へ避けたのだが、それだけで終わるはずが無く


関羽「でぇい!!」


真桜「ぐはっ!」


横に避けた真桜に対し関羽の回し蹴りが真桜の横っ腹を捉えた。


その一撃でよろめきかけた真桜だったが、痛みに耐えて逆にそれを利用して思いっきり


目の前にいる関羽目掛けて螺旋槍を振り回した。


真桜「でぇーっい!!」


関羽「なんのっ!」


命一杯力を込めてまるで鈍器のように振り回した螺旋槍も、


関羽の超人的な力の前では玩具のようだった。


ガンッ!


螺旋槍が下からかち上げられ二人の間の直上へ宙を舞うかのように飛んでいった。


真桜「嘘やんっ!?」


まさか打ち上げられるとは思っていなかった真桜は驚きの声を隠せなかった。


よろけた体が更に衝撃を受けて真桜は尻餅をついた。


真桜「あだっ!?」


宙に舞い、落ちてきた螺旋槍の柄を関羽が掴んだ。


関羽「すまんな、李典。我らももう後が無いんだ。」


座り込んだ真桜に関羽が言った。


真桜「はぁ・・・・、ウチの負けか・・・・。」


関羽「うむ。だが、また戦える事を楽しみにしているぞ。」


そう言って螺旋槍を地面に突き刺して、真桜に手を差し伸べた。


真桜「次はもっと・・・、ええ勝負になるよう頑張りますわ。」


関羽「あぁ、そのときは受けて立とう。」


関羽の手を力強く真桜が握り返した。


司会「どうやら勝負がついたようです。


    勝者、蜀軍 関羽選手!!!」


ワァァアアアア!!!


勝者のアナウンスと共に大きな歓声が上がった。


司会「続きまして、蜀軍 厳顔選手対魏軍 楽進選手 です。


   申し訳ございませんが時間が迫っております故、すぐさまはじめさせて頂きたい


   と思いますので、戦場へとおあがりください。」


--------------------魏-----------------------------


真桜「はぁ・・・、予想通りやったわ。」


凪「だが、悔いはないだろ?」


真桜「おぅ。 次はもっとええ勝負したる。」


凪「あぁ。 じゃあ、行って来る。」


真桜「負けたらあかんで!」


真桜と凪がパンッとハイタッチして、バトンタッチをした。


-------------------蜀------------------------


厳顔「いやはや、容赦なしだったなぁ。」


関羽「当然です。もう我らも後が無いんですから。」


厳顔「真剣な相手に手を抜くのも失礼だしのぉ。」


関羽「わかっておられるのなら茶下さないでください。」


厳顔「ははっ、愛沙は手厳しいな。 ではまぁ、行って来る。」


関羽「はいっ。御武運を。」


ハイタッチすることはなかったがアイコントで想いを伝え合った。

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