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生死を分けるは一文字より  作者: 風見 坂
第一章 神の遊戯 甲
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裏話

「良い攻撃方法編み出したなぁ。流石、俺の見込んだ男だ」

「でも〜先程までの乗り気な雰囲気がなくなってしまったのです〜」


 バルドは自分のお気に入りの活躍に嬉しそうにしている。

 だが、その活躍した彼の様子の変化をすぐに察するクリフィナは、彼に同情しているのか悲しそうだ。


「どぉういう風の吹ぅき回しですかぁ? あぁなたらしくない」


 そんなクリフィナにミネブルはある意味心配した。


「別に〜同情などしてはいないのですよ〜 ただ〜つまらない展開になりそうだから〜悲しいだけなのです〜」

「やはりお前は変わらんな! ガッハッハッ!」


 自分的に面白くないから悲しがっているだけのクリフィナに、恭爾は思ったことをそのまま言った。


「恭爾、馬鹿? クリフィナ、変化、有得不」

「…………蝶來の……言う通り……クリフィナが変わる……と…………世界が終わる」

「なんか〜酷くないですか〜?」


 蝶來とフェンジドラが言うことは実際ド正論なのだ。

 クリフィナが変わることなどない。


「酷くなんてないですよ。だって貴方は愉快の偽神なのでしょう?」

「デジャブ、とか言うやつか? 聞いたことがある気がするぞ。その言葉」

「似たようなことなら前にも言ってましたよ」


 ジルノールがまたクリフィナのことを偽神と呼び、聞き覚えのあったベンドラがデジャブかと勘違いをした。

 そんなベンドラにケリュセスが、前にも言っていたことを教えた。


「お前記憶力悪いな!」

「なんだと!? さてはお前、俺に喧嘩を売っているな?」

「すぐそう喧嘩を始めない。ニセモノでも貴方達は神様なのですよ」


 ベンドラを馬鹿にしたバルド。

 ベンドラは腹を立て、バルドと喧嘩しそうになった所をケリュセスが咎めた。


 こんな似非(エセ)神様達主催の殺し合いが果たして最後まで上手くいくのだろうか。不安ですね。

すみません

今日の投稿はこれだけです

今後も、本編、another sideと裏話、を交互に毎週投稿していきます

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