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小田からの贈り物

懺悔

作者: 小田虹里
掲載日:2015/11/03

「アンタなんか、生まなきゃ良かった」


その言葉は絶望を与えた。


命は、選べない。


生まれてくる姿、場所、そして親を選べない。


だからこそ、生まれてきた場所を「運命」として、生きたいと思う。



逃れようのない「運命」。


変えられない「現実」。



このパパには、どんな子で居れば好かれるのだろう。


このママは、どんな子を望んでいるのだろう。



いつも、いつも、顔色をうかがって。


頬をぶたれ、蹴飛ばされ。


家を追い出され。



それでも、帰りたかった「家」があった。



そこにしか、居場所がないと思いこんでいたから。



しかし、従順だった子どもにも、やがては反抗期がやってくる。



「買い物くらいしたら?主婦でしょ」



言い放ってやった。



壁も蹴破った。



理由無くではない。



大切な絵を捨てられ、腹が立ったから。




それでも、悪いのはいつでも「子ども」だった。



いつしか、反抗期は終わり、今度は病んだ。



物が食べられない、眠れない。


頭の中もこころの中も、壊れていった。



今もまだ、「死にたい」と思うほどに病んでいる。



けれども、先に母が逝った。



「生まれてきてくれて、ママの子どもでいてくれて、ありがとう」



ママは、赦されて死んでいった。



僕は、ママに赦されていたのだろうか。



僕は、結局……理想的な「子ども」ではいられなかったに違いない。



悔しい。



お腹を痛めて生んでくれた「命」なのに。


どうして、ママをもっと大切に出来なかったのだろう。


どうして、「死にたい」なんて考えてしまうのだろう。



「死にたい」なんていう感情よ、消え去れ。



なんて。



簡単に消えたら病んだりはしない。




今、泣いているのは誰?



今、泣いているのは何故?



こんばんは、はじめまして。


小田虹里と申します。



今回は、小田の闇を全回……近く、出させていただきました。


区分がエッセイなのか、文学なのか。

よく分からなかった為、短いこともあり、「詩」を選択させていただきました。


実は、昨日。


11月2日は、私の幼なじみのお父さんの命日でした。


心筋梗塞だったかと記憶しています。


普段、明るく元気で活発な幼なじみ。


お通夜で泣いている姿を見て、胸が痛みました。


私はその前日に、日記にて「もう死にたい」と書いておりました。


それを知っていた幼なじみは、「死ぬなんて言うなよ!生きようよ!」と、泣き出す私を抱き締めながら、訴えかけてくれました。


「ゴメンね、ゴメンね……」


何度も幼なじみに謝りました。



リスカ。

OD。

打撲。



とにかく、自分を痛めつけていました。


でも今は、落ち着き……はじめています。



まだ、完治した訳ではないので、お腹にも刺し傷があります。



不幸自慢がしたい訳ではないのです。



昨日、またいじめでひとりの中学生が亡くなったことを知り、ショックを受けました。



生きることは辛い。


辛いことは苦しい。



それでも、いつかは救われると信じたいのです。



それは、「死」という、「生」からの解放ではなく、生きているからこその「幸せ」を、見つけて欲しいのです。



私は、見つけました。



「小説を通して、自分の考えを訴える」


「お絵描き」


「パパとの釣り」


「パパとの旅行」


「庭いじり」



です。



ちっぽけかもしれません。

それでも、いいじゃないですか。



まだ、迷っている方は、一度、足を止め、歩くことをやめましょう。



そうしたら、今まで気付かなかった世界に出会えるはずです。



長くなりましたが、ここまでお付き合い下さり、ありがとうございました。



また、シリーズものや別作品でも、お会い出来ますと幸いです。




本当に、ありがとうございました。



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― 新着の感想 ―
[一言] 私は 「あなたは、橋の下にいたのを拾ってきたのよ」 と薄く笑いながら言われたことを思い出し、開幕この台詞かと半笑いしながら、読み始めましたが・・・中程まで読んだところで目に涙が溜まっていまし…
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