機体設定/ハイビスカス(イラスト付き!)
〇【ハイビスカス】
骨格:メイジ・タイプ
全高:13.6m
重量:10.9 t(全備重量)
搭乗魔導士:1名
製造元:レヴナント製鋼
銘:エドワード・ハーシェル
装備:グリモワール・ユニット“ヴォイニッチ”×1
〇機体解説〇
傭兵マルク・ドレイクが駆る赤紫色のルーン・ギア。設計要項は中・遠距離での魔法射撃戦を重視した重装甲仕様であり、正面装甲には耐術複合装甲を採用。これにより、敵魔導兵器の術撃に対して高い耐性を誇る。
装甲各部には14基以上のマジック・エミッター(緑色の発光部)を配置し、各方向への魔法陣展開を可能にすることで、戦場での即応性を追求。さらに、機体骨格内部には希少種由来の特殊菌糸塊を充填。これにより、マルクの“勇者”としての異常な魔力出力に適応し、一般的なメイジ・タイプを上回る高出力を発揮する。
ただし、フレーム剛性や装甲重量の関係上、瞬発力・機動性はナイト・タイプやアサシン・タイプには劣る。特に近接格闘戦においては、純粋な格闘戦特化型機体には及ばない点が弱点と言える。
本機の主戦闘スタイルは、中・遠距離での魔法射撃戦を軸に置きつつ、近接戦にも一定の対応能力を持つ。メイン武装である“ヴォイニッチ”は、グリモワール・ユニットとしての魔法照準に加え、閉じた状態での打撃武器としての使用も想定。また、魔力を高密度に集束・形成する魔法刃“フォトン・エッジ”を展開することも可能である。
設計当初、マルクが提出した基本コンセプトは「生き残るための柔軟性」であり、彼の戦闘スタイルを反映した高いサバイバビリティを備えるハイブリッド機として仕上がっている。