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文学ごっこ  作者: 速水願
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くろれきしにっきちょう2

本日は月曜日である。一週間の中でも最も呪われている日である。無論理由は学校の始まりだからである。私はいじめられているわけでも友人に乏しいわけでもないがそれでも学校とは休日を過ごしていた者からするとつまらないものである。学校では何人もの友人と接することができるが、かわりには顔も見たくない者と相対する必要性まである。それに太陽が真上に登るまで眠り続ける快感は何者にも変えられない。とまぁこのまま休日賛歌を謳い続けることも可能ではあるが日記として二項目に書く物ではない。そのため何か今日書く物を探すが思い当たるものはない。だがこれは単なる日記帳でなく備忘録である。別に過去のことを書いてもかまうまい。むしろ二項目に書くことでこれから過去の話を気軽に書けるようになるであろう。未来への投資と言うには大げさすぎるだらうか。そんなことを思っていると家に到着した。まだ本日は何も書いていないが。まぁ家に着いてしまったものは仕方がない。荷物を降ろして床に転がった。そこで考えは霧散した。何も考えていない。

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