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第23話〜テストの開始〜

「それでその教師がさ〜」


「へ〜」


食事が始まってから、俺はすぐにうちの学校の教師の愚痴を清二にぶつけていた。清二はそんな愚痴を真剣に聞いてくれる、いい奴だ。


そんな話をしていると、さっきから清二がまったく食事に手がついていないことに気づいた。


「どうした?手つけてないみたいだけど」


「え?い、いや別に」


ん〜、どうもおかしいな、さっきから前を気にしてるみたいだけど・・・


俺は横目で前の様子を伺う。そこには女子が凄まじいオーラ?を放ちながら清二をみていた。


あ〜なるほどね〜、こういうことか。確かにあんなに見られてたら飯なんて喉にとおらないな。


そして考えること5秒・・・


よし!、ここは女子達に貸しを作っておくかな。


「なぁ清二」


「なに?」


「お前ってさぁ、彼女いるのか?」

 

「いや、いないけど」


「そうか〜」


あれ?女子達が喜びそうな話題だと思ったんだけど、これはもう知ってたのか、だとすると・・・


「じゃあ好きな女子のタイプってなんだ?」


これならどうだ!!


「え〜と、お、俺のことよりさ、清人はどんな子が好きなの?」


清二はみんな清人ねらいなことを知っているので、空気を読んで質問を返した。


は?なんで聞き返すんだよ、けど俺の好きな女の子のタイプか・・・意外と深いテーマだな。もはや女子のことなどすっかり忘れている清人、それとは逆に女子は聞き耳をたてていた。


「う〜ん、可愛い子とか綺麗な子?よくわからねぇな〜」


「そっか」


女子達はその答えにこう思った。


(まだ可能性がある!)


ゾゾゾッ!なんだ?今の悪寒は・・・

そんな女子達の視線に悪寒を覚える清人だった。


そのあとはいつもどおり飯を食べ、交代で勉強を教えてもらい、眠りにつく。たまに清二も差し入れを持ってきてくれていた。そんなこんなでテスト前日の夜


「え?ヒメと凛もまひろの家に?」


「そ、今まで清人くんの勉強ばっかり見てて、自分達の勉強があまりできてなかったみたいだから、今日くらいはうちで勉強しようって話になったの。」


まひろが自分の靴をはきながら言う。そうか、確かに俺の勉強を付きっきりで見てくれてたからな、ってか凛にまで勉強教わってる俺って・・・今度からは少しは勉強しよ。自分の頭の悪さを久々に痛感したよ・・・


「行っていい?お兄ちゃん。」


「いいですか?清人さん」


凛とヒメが隣で寝巻きと制服を抱えながら聞いてきた。


「ああ、別にいいが、その格好で聞いても頼んでるようにはみえないぞ」


まぁ別にいいんだけどさ。


「じゃあ、明日遅刻しないでよ。今日はもう寝ていいから」


「わかってるって」


まひろに言われなくとも寝る気満々だ。


「まぁ結局はすぐねるんでしょうけど」


・・・俺ってわかりやすいのか?


「じゃあおやすみなさい」


「いってくるね〜」


「いってきます」


「おう、いってら〜」


3人を見送る。詩織は一度家に帰ってからまひろの家にいくようだ。隆起と健司はずいぶん前に帰っていた。


「さてと、じゃあ僕も帰るね」


「ああ」


最後の一人となった清二が玄関に立つ


「色々ありがとな」


「うん」


清二は扉を半分あけ止まった。そして真剣な顔でつぶやいた


「僕達の関係って・・・何なんだろね」


「え?」


唐突の質問に思わず固まってしまった俺。


「ううん、なんでもない」


清二はいつもの笑顔に戻ると、扉を閉めた。


(なにを言ってるんだ、僕は・・・)


清二は門をくぐりながら、なぜあんなことをいったのか考えていた。自分で言っておきながら、んぜ言ったのかがわからない。


「清二!」


その声に振り返ると玄関の扉をあけながらこちらを見据える清人がいた。


「俺達、友達だろ!!」


「!!、ああ」


いつもの笑顔で返し、僕は帰っていった。


”俺達、友達だろ!!”


ズキッ!あの言葉を思い出すたびに心が痛む。僕は帰りの暗い道を歩きながら、先ほど言われた清人のことばを思い出していた。


友達・・・普通なら言われたらうれしいと思う言葉なのかもしれない、でも僕の心が痛むのは、やはり僕が間違ったことをしているからなのだろうか。


僕は電信柱の前で、首にぶら下げていたペンダントを開く。そこには一枚の写真が入っていた。


「僕はどうしたらいいんだろう、母さん・・・」


ーーーーーーーーーーーーーー


突然あいつ何いいだすんだ?まぁいいか。


清二を見送った後、俺は風呂に入っていた。


は〜明日からテストか〜、せっかく勉強頑張ったんだし、明日くらいいい点とりてぇな〜


湯船に身を沈めながらそんなことを考えていた。


「ま、なるようになるかな」


お湯を顔にかけ、風呂を上がった。出しておいた寝巻きに着替えへ自分の部屋に戻る。


ん?メールがきてる、誰からだ?


ーーーーーーー

中川 詩織

Re おやすみ


早く寝てね


ーーーーーーー


ははっ、相変わらず詩織は心配性だな〜、いくらなんでもテスト当日に寝坊なんてしないって。しかもまだ8時、余裕余裕、ま、一応寝ておくかな。


俺は目覚ましを8時にセットし、いつもよりはやく眠りに着いた。


「・・・ん」


カーテンの隙間から入ってきた光で目が覚める。


カーテンをあけ、大きくあくびをする。う〜んなんて心地いい目覚めなんだ。しばらく外を眺めているとあることに気づいた。今何時なんだ?


ま、アラームより早く起きたってことは8時より前なんだろうけど。さて目覚ましは・・・ってあれ?ないぞ。


昨日置いておいた場所に目覚ましがない、あたりを探してみると、少し離れたところに変わり果てた目覚ましの姿が・・・


「・・・え?」


いやな汗が頬をつたう。


け、携帯は!?ない!ベットにおいといたのに!


再びあたりを見渡す。するとベットからかけ離れた扉の前で見つかった。なぜこんなところに?しかし携帯を開くとすぐにその答えはわかった。


パカッ


着信 136件

メール 147件


あ〜、どうやらマナーモードにしていて、震えて此処まで移動したらしいなるほどね。え〜と内容は。

メールを一つあけてみる


ーーーーーーーーーー

ヒメ・アン・グラシス

Re なにしてるの!!!!!


早くきなよ!!!!!!


ーーーーーーーーーー


は?


俺は携帯の端の方についている時計を見る


9:12


あ、今13なった。ってちがぁぁぁぁう!!思いっきり遅刻じゃね〜か!!


俺は服を脱ぎ捨て、制服を着、必要な筆箱だけを鞄につめ、家を飛び出した。


やばいやばいやばい!!


家を飛び出し、時間を確認する。


15分か!テストは25分からだからまだいける。


俺は何も考えず走り続けた。よし校門をくぐった!残り3分!くそ!無駄に広い!!


急いで自分の校舎にはいり、階段を駆け上がる、そして教室の扉を開けると同時に


キーンーコーンカーンコーン


「よっしゃー!セーフ!」


思わずその場でガッツポーズ!


「こら!なにがセーフだ!さっさと席に着け!!」


先生に怒鳴られたが、そんなの関係ない、俺は勝ったんだ!時間との勝負に


俺は一人優越感に浸りながら自分の席に座った。周りから詩織たちがなにか言っているが今の俺には聞こえない。


「じゃあテスト配るから後ろにまわせ〜」


前からテスト用紙が配られてくる。


俺は目を瞑り心のなかで一言


「では、テスト開始!!」


やるぞ!!!


・・・・・・・・・・・・


「はい、そこまで!今日のテストはここまで、寄り道せずに帰るように」


「は〜い」


こうして一日目のテストは終わりを告げた。

本当にすいません!更新が遅れたのは、モンスターハンター3をやりこんでいました。::それと麻雀です・・・、これからはもうほぼ毎日・・・ではないですが、夏休みなので、書きまくりたいとおもいます!!こんな作品によければ感想をおくってやってください!!!!これからもよろしくお願いします!!!

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