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この状況って、萌? それとも百合ですか?  作者: ほのぼの日記
夏の思い出 満喫編
46/133

テスト勉強

 現在七月十六日。

 火曜日。

 俺は今あかねとともに放課後の図書室でテスト勉強中だ。

 テストは全日程四日間の水曜日から土曜日まで。

 そして月曜日に答案返却がされる。

 つまり明日からなわけなのだが、知っての通り昨日激戦を繰り広げていた俺はテスト勉強をする気力なんて残っておらず、夜はそのまま爆睡となって非常にピンチな状況に立たされていた。

 そこで、今日は無理を言ってあかねに付き合ってもらっている状況である。

「もう昨日まで二連休あったじゃない。何していた?」

「ちょっといろいろあって」

「私に頭下げるほどだからピンチなのはわかるし、瑞樹ちゃんのことだからやらなかったというよりやれなかった、なのだろうけれど、教室でやるのはやめようね」

「はい。面目ない」

 俺はうまい言い訳が思いつかず、素直に非を認めることしかできなかった。





 ところでどうしてこういう話になっているかと言うと時刻は昼休みまで遡ることになる。

 昼休み、昼食をとる前に俺はあかねに頼み込んだ。

「今日の放課後、勉強見て欲しいんだけど」

「ど、どうしたの、いきなり」

 あかねは驚いて声がちょっと上ずっている。

「ちょっとピンチで。お願い!」

「別にいいけど。今度何かご褒美くれる?」

「う、うん? 何か考えておくよ」

「わかった。いいよ。見てあげる」

「ありがとう」

 と、そんなやり取りがあったわけだが、その状況を見ていたクラスの奴らが、

「あの瑞樹さんが頭下げてるよ、何かあったのかな」

「ご褒美貰えるらしいぞ、お前声かけて来いよ」

「谷崎さんの役に立ちたいわ」

 などなど、少々噂になってしまった。

 そう言えば、なぜかクラスであまり話す相手がいない俺なのだけれどカースト上位に位置付けられているらしい。

 俺の話し相手と言えばあかねとその繋がり。あとは委員長くらいだろうか・・・・・・

 べ、別に友達いないわけじゃないんだからね・・・・・・・

 なんて言ってみたいけれど、少ないのは事実だ。

 しょうがないよ・・・・・学校来るのが遅かったんだから・・・・・・

「結局いろいろ言われてたけど何事もなかったね」

「あー、うん、そだね」

 何かところどころ棒読みに聞こえる感じで返事を返してくるあかね。ちょっと気になったけれどあまり深くは聞かないでおこうと思った。





 そこから数時間、あかねに勉強を見てもらった。

「頼み込んだ割にはできてるのね」

「そんなことないと思うけど」

「これだと、私が役に立ったのって要点整理くらいじゃないの?」

 赤ペンで丸付けを済ませたノートをみながら言う。

「もうちょっとできてないと期待してたんだけどな~」

「おい!?」

「冗談だって~」

 あかねは笑いながら俺のツッコミを避ける。

「私だって頑張っていたんだから」

「そうだよね~。はい、よしよし」

 さりげなくあかねが俺の頭をなでてくるので、

「なにするんだ~」

 と、ちょっと悪ふざけをしていたら、図書室の先生に咳払いで注意を受けてしまった。

「怒られちゃった」

「静かにしないとね」

 それからもう少し勉強してから、俺たちは帰路に着くのだった。





 それから三日間、テスト、勉強というルーティーンを繰り返してようやく終りの四日目が終了。

 テストから解放されたことで肩の力が抜けたクラス中からは、夏休みどうする?、これから遊び行こうぜ!、ちょ~きつかった~、などの予定を相談する声や歓喜を言うものの声が聞こえてくる。

 と、そこにあかねがやってきて、

「瑞樹ちゃん」

「どうしたの。あかね」

「どうだった?」

「何とか大丈夫そう。あかねのおかげだよ」

 俺は素直に感謝の気持ちを伝えた。

「そう。じゃあ、ご褒美貰おうかな」

「あ~、うん。じゃあ、この後どっか行く?」

 そう言った俺の提案にあかねは、

「じゃあ、またカラオケ行こうよ」

「いいけど、本当にカラオケでいいの?」

 一度言っているので遠慮しているのではないかと思いもう一度聞き直したがあかねから帰ってきたのは、

「うん」

 という迷いのない返事だった。

 俺とあかねはそそくさと予定を立てて、一度着替えてからもう一度集合することにし二時にあかね宅で待ち合わせと約束を交わした。

夏の物語なのでキャッキャウフフをメインに書きたい・・・・・・・百合なのかはわからないけれど・・・・・・(*'ω'*)

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