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たんぽぽ的哲学  作者: 出入弦杜
初等講座
7/21

『ヨハン=ヴォルフガング=フォン=ゲーテ』

「ドイツの詩人ゲーテは、

『あなたができること、あるいは夢見られることはなんでも始めよ。毎日を生きよ。あなたの人生が始まった時のように』

 と言っています。


 君達がまだ幼い時のことを覚えていますか?


 幼年期、興味のあるものには手を出していた筈です。


 そこには小さな不安と、大きな希望だけがあったと思います。


 その頃に比べると、今、どれだけ充実した人生が送れているでしょうか?


 興味を持てることが無くなった。


 熱意を燃やせなくなった。


 日々が漫然と過ぎていってしまう。



 ()()()()。全然違うのです。


 世界はそういうものじゃありません。


 まずは夢を描くこと。


 そしてその夢に少しずつでも近づけていくこと。こんなに楽しいことないと思います。


 挫折もするでしょう。歳も取るでしょう。


 しかし、夢を描くのに遅すぎるということはありませんからね。挑戦はいつでも出来ます」



「先生は、どんな挑戦をしているんですか?」


 女子学生、三輪来栖が聞いた。



「高い山を登っています。毎月のお小遣いを5000円増やして貰えるよう、妻との交渉です」

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