表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/81

滅び

めっちゃ短いです。

 俺は上空から戦場を眺める。結界の中にいる人たちは一様に俺を見ているが、怪我が多い。治してやるか。


 まっこんなもんか。さて、下の魔物は俺に怯えているが、まだ気配を薄くするのを止めただけで、認識阻害は解除してないからな。解除すればどうなるか、楽しみだ。


 俺が認識阻害――〈終焉の覇衣〉と〈終焉のボトム〉の能力――を解除すると、下にいた魔物は後退りし始めた。


「逃がさない」


 俺の呟きが聞こえたかは知らんが、俺は『夜闇』と『光燈』を抜く。


「『百鬼夜行』」


 そう呟いた途端、魔物が居た範囲、直径二百メートルの範囲に円状の固有結界が発生する。

 その中は闇で覆われており、俺が今まで倒した魔物が出現し、俺が敵と認識したものを亡ぼしていく。


 冒険者も結界の中にいるが、敵とは思ってないから大丈夫だ。


 俺が今まで戦ってきた魔物、特にあのダンジョンの魔物を召喚したから、そろそろ全滅する頃か。


 結界を解除すると、そこには、驚いたことに多頭龍ヒュドラがいた。だが、満身創痍ではあるな。


 俺はそのまま地上に降りると、多頭龍ヒュドラの下へ歩いて行く。そして残り十メートルになったところで[覇王覇気]を発動させる。


 すると、俺を中心に二メートルの範囲の地面に罅が入り、俺の周りに黒金のオーラが発せられた。


 多頭龍ヒュドラは俺に恐怖し、逃げようとするが体が動かない。俺は二本の刀を逆手に持ち、目の前まで持ってくる。


「『覇龍衝慧はりゅうしょうけい』」


 そう呟くと同時に多頭龍ヒュドラに向かって突っ込み、手前でジャンプする。そして、刀を逆手に持ったまま空中を蹴り、多頭龍ヒュドラへと切り込む。


 多頭龍ヒュドラに刀が刺さった瞬間、爆発的な衝撃が発生し、その位置から崩壊し光の粒子となった。


 よし。俺が倒した魔物のドロップアイテムは全部[全支配]と[森羅万象]を並列使用して[無限収納インベントリ]に送ってあるし、後は帰るだけか。


 俺は去る前に後ろに振り返る。其処にあるのは畏怖と尊敬の入り混じった曖昧な感情だった。


 その中からギルマスとトアとエルを探し出して、見つける。そして三人に[森羅万象]を使った一方的な念話で告げる。


『俺は次の街へと向かう。お前らには、また会いたいからな。死ぬなよ』


 俺はそれだけ伝えると、[世界眼]で次の目的地を視て、[瞬間移動]を発動させる。


 次の町は『スタリウム』だ。何故か? 武闘大会があるからだよ。楽しそうじゃないか。


 さて、どれだけ楽しめるかな? まあ、楽しめなくてもあいつらには会えるからいいか。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ