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200文字小説シリーズ

感情失禁(200文字小説)

作者: 敬愛

僕は泣く事が多い。人の優しさに触れると自分の愚かな心性に嫌気がさして、辛くなってしまう。僕は阿呆だから人の気持ちに寄り添えない。


朝から酒を飲んでいる。しかし咎められる筋合いは誰にもない。僕という人間はそりゃ酷い。でも情けを掛けてくれる人がいる限りなるべくなら生きていたい。


僕は自殺をしない。試してはみるが失敗続きだ。今日も酒を飲む。明日も飲む。憎しみから逃げる為に。今日も僕は泣く。明日も泣くだろう。

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― 新着の感想 ―
[一言]こんにちは。感情失禁です。内容に共感しまくりっすね。相手の気持ちも考えれず、挙句の果てには自分の感情も分からず、何を思っているかも考えてるかも分からないまま何年と過ごしてやす。自殺しようとて、…
2025/08/02 03:42 月に隠れた星屑
[一言] こんにちは。感情失禁です。内容に共感しまくりです。相手の気持ちも考えれず、挙句の果てには自分の感情も分からず、何を思っているかも考えているかも、もう何年と分からない状態です。自殺しようとて…
2025/08/02 03:36 月に隠れた星屑
[一言] 200文字シリーズの中で、一番この作品に惹かれました。 タイトルが「んっ!?」ってなるので余計この作品です^^ 感情失禁…響きがカッコイイです! 「僕は阿呆だから人の気持ちに寄り添えない。…
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