ジルギアス新帝国
魔王から逃げきれた生存者達には逃げきれたとはいえない強者達がいた。雷神スピリアスのように生かされたのではなく魔王が倒しきれなかった強者、最善の強者と呼ばれる者たちがいた。最善の強者は異世界アフルシアにある最大の国、カントル大王国の王、君臨せしライザに報酬を与えられていた。最善の強者の一人、人狼のザイカはライザより土地をもらい、自ら指揮をとりジルギアス新帝国という国を作った。
人狼のザイカは野心にまみれており、ザイカは新帝国を作った後魔王を自称していた。
そしてジルギアス新帝国、王の間にて人狼のザイカとジルギアス新帝国の軍人、荒れ果てのマターが話をしていた。
「おいおいマジかよマター。魔王が帰ってくるって情報はよぉ!」
人狼のザイカ。見た目な王らしくもない格好でどちらかと言えば荒くれものが好むような少し汚い格好をしていた。
「本当ですぞザイカ様!魔王が帰ってくるらしいですぞ!」
「そうか。帰ってくるか。ならことをはやくおっぱじめようじゃねぇか!クランクル新聖王国をおとすぞ!あいつらを呼べ!」
ザイカはマターに言うとマターはブチギレながら
「無理だよザイカ様!あいつらはではらってるんだから。そのうち帰ってくるのをまとう!」
「あーそうだったな。俺様が王になったのを気にくわない奴らを始末しろって命令したんだった。なら帰ってくるのを待つか」
ザイカはマターに言うとマターは急に落ちつきザイカと話を進めた。
ここはジルギアス新帝国にある近くの森、そこにはザイカが新帝国の王になったことをうけいれられない者たちが身を隠していた。その者達は集まりレジスタンスを作った。
レジスタンスのリーダー、渇きのゲーテが森にある隠れ家でザイカをしとめるための会議をしていた。
「これより会議を始める。議題はいつまでも変わらんが」
「そうだな。いつになったら攻めるんだゲーテ」
会議に参加している一人のうちの男はゲーテに聞く。
「それを今から会議で案をだしあって決めるんだろうが。攻める云々の前に意見をくれないかな」
ゲーテは攻めろという意見を出した男に言うと男は
「あんなやつ不意うちでやれると何度言えば」
「バカヤロウが。あいつはあんな荒くれ者のような格好をしていたが最善の強者の一人でありジルギアス新帝国を作った男だ。そんなやつを簡単にふいうちできるなんて思わないことだ」
ゲーテは男に言うと男は「くっ」と言った後黙り、喋らなくなった。