聖帝大戦 4
「穢らわしい魔獣め!神の裁きを受けなさい!」
「神のさばきだぁ?そんな幼稚なもんがこの俺様に」
アフターが人狼のザイカ?に言うと人狼のザイカ?の体が光に包まれる。
「なるほど。これが純粋のアフター様のお力ってわけねぇ。こいつをくっておいてよかった」
ザイカ?はそれだけ言った後指を二本だし
「二日だ。二日後に俺様達ジルギアス新帝国はこの国を攻め落としにくる。それまでせいぜい余生を楽しむことだ!あははは!」
ザイカは最後に言った後光の柱によって消滅した。
「あんた強いんだな。僕ともやろうよ」
「待つんだムジナ。先に自分が」
ムジナとオルスはアフターの強さ?をみてアフターに戦いを挑もうとするとアフターの前にストーシアがたち
「だ、だめ。じ、女王様はや、やらせない」
ストーシアは腰に装備してあったダガーを抜くと
「やめなさいストーシア。私なら大丈夫です」
アフターは一旦立ち上がまた後、教会にある石像に対し祈りを捧げる。
「今は私達が争うべきではありません。それよりも人狼のザイカ。やはり彼は生かしておくわけにはいきません。人間のくせに魔獣になる異能など穢らわしい。二日後に必ず殺してさしあげます。ムジナさん。オルスさん。二人は二日後に備えてゆっくり休んでください」
アフターが言った後ムジナとオルスは教会から出た。二人が教会からでたのは他でもない、ここでアフターと戦うのはおもしろくない。そう感じたからだ。
「この世界にはまだまだ強者がいるなんてね。僕は嬉しいよ」
「自分もだ。アフターやムジナみたく自分とはりあえそうな強者。世界にはまだ意外と強者がいるわけだ」
ムジナとオルスは嬉しそうにそう言った。
その頃、ジルギアス帝国では人狼のザイカは城の王の間で笑っていると荒れ果てのマターが
「何をお笑いですか。ザイカ様」
「いやぁわりぃわりぃ。この前俺様達のこと調べようとしてたやつがいたろ?あいつは最後まで口わらなかったけどよ。あんな白いローブきて調べにくるバカなんて俺様みたいな異能使いや半魔が大嫌いなクランクル新聖王国ってわかるじゃねぇか。そんでもって宣戦布告しといてやったよ。二日後に襲うってな」
ザイカはマターに言うとマターはため息をつき
「ザイカ様。あなたまた嘘をついたんですか?」
「俺様はついていねぇよ。俺様が行くのは二日後だ。他の奴らはなんて話はしてねぇよ」
ザイカはにやけながらいい、マターはまたもため息をついていた。
ザイカはクランクル新聖王国にはまだ攻めない。だがジルギアス新帝国の強者はもうクランクル新聖王国に向かっていた。




