プロローグ~転生しました~
新連載!他が停滞気味だしこれもだいぶ遅れそうだけど頑張るよッ!
「ほらキルティー!パパだぞーっ!」
「あなた、可愛いのは分かるけどあんまり甘やかさないで頂戴」
...........あれ?
ここ、どこだ?
瞬間、頭に浮かんできたのは..........
昼なのに妙に明るい車のライト、五月蠅いクラクションの音、キキーっと急ブレーキをかける音....「キャー」という悲鳴、道路に倒れた私の身体.....
......待て。想像するに私は交通事故で死んだのではないか?でもこうやって赤ん坊として生きている.........
_________もしかして、私、転生した?
というか生を受けてわずか一分で考えることがこれなのか。なんか悲しいな。
そうだ、私の名前は前まで『秋元 千夏』だった。秋なのか夏なのかはっきりしろよと友人に言われたのはいい思い出だ。
そして私はさっき、憧れのゲーム制作会社の面接を受けようとして........交通事故で死んだ。多分。
23........23で人生終わっちゃったのかぁ........マジかぁ.......
まあ、今世では長生きできるといいなぁ.......
というか喋れるの?
「あいあぁう」
.......駄目だ。この口じゃ到底喋れそうにない。
_______赤ちゃんって、めんどくせー!
幸せな悩みを抱えているものだ。