表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/37

王城での面会。

数日後。


ルイ様に押し切られて訪れた先は・・・



なんと王城だった。



(ひ、ひえぇ・・・。お父様やお母様の職場とはいえ、王城なんてほとんど来たことがありません・・・)



ほぼ庶民に感覚が近い私は、王様のおわす王城に完全に気圧されていました。



「こっちだよ」



王城を勝手知ったるという感じでスタスタ歩いていくルイ様に、私はビクビクしながらついて行きます。



(ルイ様はどなたにお会いするのか教えて下さいませんでしたが・・・王城でお会いするということは少なくとも貴族・・・。両親のことを考えても、決して粗相できません・・・)



玉の輿に乗ろうなどと言っている人間が、貴族に会うと言うだけで緊張していてはおかしいのですが。

というかそもそも自分も貴族なのですが。



王城という雰囲気に私は飲まれてしまっていました。



「この部屋だよ」



ついに、お待ちの相手がいらっしゃるお部屋についたようです。


部屋の前には2人も騎士の方が立っていて、王城の他の場所よりも、とても物々しい雰囲気でした。



こ、これは・・・下手をすると貴族の中でもかなり上位の方がいらっしゃるのでは・・・?

侯爵家?いえ・・・まさか公爵家!?!?



ドキドキしている私とは違い、ルイ様は騎士の方に名前を告げると、開いた扉の中にスタスタと入っていかれました。



ええぃ!ここまで来たら仕方ない!!

侯爵でも公爵でも出て来やがれってんです!



私は覚悟を決めて部屋の中に入りました。



「お待たせ致しました」



「ああ、ご苦労様」




ルイ様が声をおかけになると、部屋の奥の机で書類をご覧になっていた男性が顔を上げ、微笑みながら迎えてくださいました。




ルイ様の黒く艶のある髪とは対照的に、明るく白に近いホワイト・プラチナの美しい髪。



私を見る、ルビーのような赤い瞳。



絵本からでてきたかのような、全てが整っていて美しいこの方は・・・ま、まさか・・・




「殿下、こちらがフィーナ・テレザリス子爵令嬢です。フィーナさん、こちらにいらっしゃるのは、もう分かったかもしれないけれど、トレヴァー皇太子殿下だよ。」




「お初お目にかかる、フィーナ嬢。俺はトレヴァー・ゴットフリクト・アレンデル・ルフト。正式な場ではない故畏まる必要はない」



で、で、で、で、殿下!?!?こ、皇太子!?こうたいしって言いました今!?!?


この国で最も高貴なお、王族じゃないですか!!??


なんで!?王族の方がなんで私を!?!?


事前に伝えられなくてごめんね、とルイ様は申し訳なさそうにしています。


私はもはや混乱で気が失いそうになっていました。


更新が遅くなり申し訳ありません。


誤字報告頂きありがとうございました。大変助かります。

ブックマーク登録も励みになります。ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ