表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

私の15年間 発達障害が原因で起こる家族喧嘩

作者: ラムココ

エッセイです。

読んで、参考になったらうれしいな。

私は現在中学生なのですが、今思えば両親との仲に亀裂が入り始めたのは私立中学に入学するために、受験勉強を始めてからでした


私は4歳の頃に発達障害、ADHD(多動性障害)と自閉症スペクトラム症だと診断されて、整理や部屋の片付けなどが壊滅的です。


小学校低学年の時には、他の近所の小学校でひ○わり教室という、発達障害のある子供が通う少人数クラスの集まりがありました。

そこには主にコミュニケーションが苦手な、会話のキャッチボールが上手くないほぼ同じ歳(誤差は1、2歳ほど)の子どもが集まります。

レクリエーション形式で学んだりします。


小学校高学年(4年生から)は女子はみんなグループを作るようになり、コミュニケーションの苦手な私はボッチになり、輪の中に入れませんでした。


私はどちらかと言うと、女子よりもサバサバしたのが多い男子と仲が良かったのですが、それが仇となり、柄の悪い男子から揶揄われ、6年生の夏から不登校になりました。


しかし、その間は受験勉強に専念できたので、私自身は悪いことではなかったと後悔はしていません。

ただ、志望校の一つであった上位校は、出席日数の不足で受験は諦めました。


ただ、難しい私立中学に入ると、宿題もより多くなり、大学受験の勉強に支障が出るかもしれないので、比較的簡単な中学を受験してよかったと思っています。


また、スケジュール管理や逆算して計画するなどは全く出来ず、中学受験の勉強の管理はほぼ父がやってくれていました。


そして無事に志望校(簡単)に合格したのですが、コロナで一年生の間はずっとZOOMでの授業でした。


今は授業は学校でやっています。


来月には学校で修学旅行があります。


小学校では私が不登校の最中に、林間学校の修学旅校があったのですが、私は当然行かれず、荷物を如何にコンパクトに詰めるかというのが、ただでさえ荷物整理などが苦手な私は分かりません。

つまり、小学校時代も合わせて、修学旅行というのは初めてなんですよ。


だから今回も母にほぼやってもらってしまったんです。

頭の中では、自分でやらなくては将来困ると分かっているのですが、いざ準備をするとなると、急に忘れ物をするかもと心配が起こり、頼ってしまう。

つまり、私の将来にとって良くない悪循環が起こるんです。


父も母にもこういうことができないと将来困ると言われているのですが、自分ではどうすることもできません。

よく、私の父のようにできるように努力すれば良いと言う人がいますが、多少はできるようになったとしても、普通の人のようにはできない、それが発達障害の弊害の一つだと私は思います。


私の父は、発達障害であること言い訳にするなと言うのですが、それなら、普通の人と同じようにしろと?

じゃあ、どうすれば良いんだよ? 発達障害なのは生まれつきなのに、どうしようもないのに、そう言うならば私を産まなければよかったじゃないかと、反論がいろいろ浮かんできます。


しかし、所詮子供の言葉、大人の言うことに勝てるわけがありません。


私自身、今まで色々な悪い行動をしていますので、それを盾にされると反論はしづらい。

だから、余計に不満が溜まる。私が悪いと分かっていても、やはり不満や反論は次々と浮かんでくる。

小6以降は定期的にその悪循環が起こります。

その度に私が爆発してしまって母と父が怒って家族喧嘩が勃発する。





・・・すみません。すこし愚痴ってしまいました。


とにかく、母や父も、私も家族全員が発達障害だと、様々な弊害があります。

父は診断はされていませんが、行動を見る限り発達障害だと私も母も思っています。

本人はありえないと否定していますが。


父は、私にスケジュール管理はやってくれていますが神経質ですぐに怒り、それに対して私はすぐに大声で反論する。

私と父は心で思ったことがすぐに口に出て、その言葉によっては夫婦喧嘩や親子喧嘩が起こる。(主に母と)

相手の気持ちが考えられず、失礼なことを言い、言い合いが起こる。

ストレスが溜まると、時々だが母はヒステリックに怒り狂う。(最近は薬によって治っていますが)

せっかちで早めに行かないと安心できず、それよりも少し遅れるとイライラしてしまう。



などなど、私と私の家族は、今日も問題だらけです。

いつか、もっと穏やかに過ごせる日は来るのでしょうか。


もちろん、穏やかな日もあるにはありますが。

それが一ヶ月と続かないのが、私の家族なのです。


少し、暗い話でしたかね・・・?

そう感じたら、すみません・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 辛いですよね。でも、こうして誰かに発信することができただけでも、かなり良かったと思います。 [気になる点] 多分ですが。お父様も心の奥底では、ご自分が発達障害なのだと気遣いていて、それを認…
[一言]  片付けは、常に意識していないとまた元に戻るんですよね……。  自分は他人よりも意識して行っている行動がいくつもあるんだ、それなのにもっと器用になれとはどういうことだ!? そういう気持ち良…
2022/05/23 06:45 退会済み
管理
[良い点] 自分も発達障がいなので、共感が持てた。 「どうしてこんな酷いことをしてくるんだろう」「俺を愛していないんだ」と捉え、今でも心の傷となって、ふとその時の嫌な気持ちを思い出してしまうときがあり…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ