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SKY  作者: K.TAKESHI
4/4

第四話:不通

また、遅くなり本当に申し訳ありません(-_-;)読者様の数が150人を突破しました♪これからもTAKESHIの小説をよろしくお願いいたします

光輝は内心戸惑っていた。

さすがにあきれ果てていた

医師がタイミングを図りながら続けた。


「お父さんは?」

「小さい頃逃げた。」

「おばあちゃんたちは?」

あえて、これ以上両親については触れなかった。


というより、触れることができなかった・・・


光輝がみじめになる・・・


これ以上、この子をみじめにさせたくなかった


でも、いずれは話さなければならない…


医師は、児童相談所にこの事を通達する事にした


通常は、親族に医療費を払ってもらうのだが


そうするとこの子は、家に戻らなければならなくなる…



それはかわいそすぎる


それに、このような場合

相談所が医療費を払う事も少なくない


医師は、早速電話を手に取った


そして、児童相談所の職員が病院に来ることになった

二週間後に・・・


それまでに、光輝にこの事を説明する必要がある


医師は内心後悔した


医師は決心した


明日、この事を言おうと・・

光輝は、解離性障害という心身症の一種にかかっていた


障害といっても、ちえおくれ等の障害ではない


原因は、家庭環境だった


その家庭環境から逃れるために体が家庭への拒絶反応をおこしていたのだ


それを取り除く方法は2つある


1つは、母に家庭環境を改善してもらう事、


2つ目は、今の家庭環境から別の環境に移すことだ


しかし、母へ連絡がとれないため1つ目は自動的になくなった


のこるは、家庭環境を移すことだ


それは、病院だけではできない


だから、ゆういつその役割をになう児童相談所に、通達といういきさつになったのだった


しかし、この理屈を光輝は理解してくれるだろうか?


その日、医師は家にかえっても寝れなかった…


そして、次の日の朝の回診


「おはよう、光輝くん」

医師が光輝に言った。


「おはようございます」


「今からいうことをよくきいて」

医師が光輝に語り始めた

「今、光輝くんは解離性障害という病気にかかっている」


「どんな、病気?」


「今、お母さんと連絡がとれないね。

そんな、家庭環境、要は家の居場所。居場所といっても心の居場所があまりないとおもうんだ。

その家庭環境から逃れるために体が拒絶反応、体がいやがっているんだ」


「どうすれば治る?」

ちょっと、動揺した顔の光輝。


「家庭環境を改善するか、今の家庭環境から生活の場を移すの2つだ

それで、今回の場合お母さんと連絡がとれない

すると、方法はあと1つ生活の場を移すことだ。

それは、病院ではできない。

だから、ゆういつそれができる児童相談所に相談した。

そこで、児童相談所の人が光輝くんに会いたいといってて2週間後に病院に来ることになった。」


医師は、光輝に精一杯分かりやすく説明した。


その気持ちが通じたのか、

光輝は

「わかりました。」

と悲しそうな顔ではあるが了承した。


これからが、本当の悲劇の始まりだとも知らずに…


次回は、いつもの通りいつになるかわかりません(-_-;)できるだけ早く良い内容の作品を皆様にお届けしようと思いますので今後ともご愛読くださいますようお願いいたします

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