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SKY  作者: K.TAKESHI
1/4

第一話:孤独…

この小説は連載中です。要望などはメッセージから受け付けます。どんどんコメントください

青くすんだ空…


白い雲…


そんなきれいな青空がだんだんと赤みが増してきたころ、


空に映える夕日のように


赤く光るものがもう1つあった


それは、鋭いサイレンの音を出しながら、ある少年の家へだんだんと近づいていた。


まだ、この時は、きれいな赤みのかかった空…


リビングで苦しそうにうめき声をあげる少年・・・


それに、見向きもせずにすました顔で携帯電話で救急車をよび、すぐに出かける母…


母は、少年に向かって

「めんどくさい」

という言葉を残して出かけていった…


特に母は外に用があるわけではない。


ただ、少年の異変を面倒だと思っているだけなのだ


どんどん、サイレンは少年の家へと近づいている


今の少年の気持ちはおそらくこうだろう…


自分は孤独…


自分は1人…


と・・・


いよいよ、少年の家へと車体にアンバランスと書かれた救急車が到着した・・・


この時も依然、


少年は1人・・・

孤独だった…


まだ、中学に入るまえの少年が家の中でただ1人…


そう・・・


1人で救急車のサイレンを聞きながら母を待っていた

少年は孤独…救急隊員がストレッチャーと共に救急車から少年の家へと入っていった


リビングにいた少年に1人の隊員が近づくと

「もう、大丈夫だからね」と優しく声をかけた



「名前は?」

という隊員の質問に対し、

少年は苦しそうに

「さい・・とう・・光輝」

と答えた


隊員は

「お母さん…は?

お母さんが電話してきたみたいなんだ・・・けど・・・」

隊員は自分のいった言葉に後悔した


この少年は孤独かもしれない…


いや・・・


少なくとも、今は孤独…

だと隊員は思った…

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