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誘拐②

 それから30分ほどで、大磯ロングビーチに到着した。平日だと言うのに、もう駐車場は混んでいる。天気は最高の晴れである。更衣室に行くのかと思ったが、直接、プールサイドに向かった。大きなパラソルにサマーベッド3つが用意されている。俺はゆらゆら動く篭に寝かされた。かすみとレイちゃん、彩先生はその場で脱ぎ始めた。服の下に、予め水着を着ていたのだ。かすみは、白地に花柄のワンピース。とても清楚で美しい。俺は見惚れていた。レイちゃんは淡いブルーにお花が付いている可愛いワンピース。で、彩先生はというと、まあ、ビックリするほど面積の小さいビキニだ。男の視線を、釘付けること間違いない。それにしても、スタイルがいい。というより、完璧である。で、俺は?

『まあ、彩さん、凄い。スタイル良くて羨ましいわ。』

褒められた彩先生は、嬉しそうだ。

『かすみさん。あなたは世界一の美女なのよ。もっと堂々としなさい。男どもが群がってくるから。そして、ひざまずかせればいいの。あらあ、レイちゃん、可愛いわね。今日は一緒に遊べるね。』

で、俺は?

『バブバブ、アウア、、』

『ちひろちゃん、どうしたの?喉、渇いちゃったかな?』

かすみがおしゃぶりを取り、哺乳瓶でジュースを飲ませてくれた。

『お着替えしようか。』

やっぱり、更衣室ではなくて、ここかあ。赤ちゃんだから、仕方ないかあ。

『まあ、見て見て、赤ちゃんよ。超〜可愛いんだけど。』

女子高生数名が俺を囲んだ。まさか、この状況で、、、俺は手足をバタバタさせた。

『わあ、動いている。やばい、可愛すぎる。』

あっ、なんか、みんな喜んでいる。ベリ、バリッ。オムツを取られて、丸裸。みんな、裸の俺を見ている。やっぱり恥ずかしい。早く水着を着せて欲しい。

『ママ。』

俺は、着替えを促せるつもりで、かすみに訴えた。

『キャー‼️ママだって。もう、私ダメだわ。すみません、ちょっと抱かせてもらってもいいですか。』

『えっ、いいわよ。気をつけてね。』

結局、裸のまま、俺は女子高生らに、次から次へと抱かれていった。俺って、可愛いのかなあ。なんか自信が湧いてきた。そんなやりとりを、少し離れたところで見ている男がいる。俺は見逃さなかった。

数分間、遊ばれた後、水着を着せてもらった。

『ママ、はずかちいよ。』

『ちひろちゃん、可愛いわよ。すごく似合ってる。レイもそう思うでしょ。』

『うん。ちひろちゃん、すっごく可愛いビキニだよ。』

そう、俺はビキニを着せられていた。人生初のビキニ。当たり前のことだけど、男としては半端なく恥ずかしい。しかも、なんか、彩先生のビキニに似ている。大胆なのだ。俺が彩先生を見ていると、視線に気づいたようだ。

『ちひろちゃん、何、見てるの?そうよ。わたくしと、色違いだけど、お揃いのビキニを買ったのよ。思った通り、似合ってるわ。』

こんな水着は嫌だ、などと言ったら、確実に水に沈められる。仕方ない、似合ってるのなら問題なし、ということにした。


『アニキ、あの女です。さっき俺たち二人に恥をかかせたのは。』

『お前ら、全く、だらしない。女一人にやられるとは情けない。後は俺たちに任せろ。前らは、とっとと帰れ。』

『でもアニキ、気をつけてください。鞭の使い手みたいで、相当な腕ですから。』

『聞こえないのか。帰れ‼️女ごときに馬鹿言うな。俺があの女を鞭で泣かせてやるよ。』

どうやら、ヤクザのようだ。昆虫サイズの分身仏が教えてくれた。何か仕掛けてくるはずだ。用心しなければ。

『女の弱点は決まってる。子供だ。女は後回し。佐田、あの赤ん坊を拐ってこい。』

さっき、トラブルを起こした男二人の敵討ちってことか。彩先生ではなく、俺を拐って、人質にするってことらしい。分身仏によると、やってくるのは『サタ」という男らしい。サタ?サタン?サタンと言ったら、ルシファのことではないか、レイちゃんに危険が及ばぬよう、あえて拐われる決意をした。

『ちひろちゃん、何、考えてるの。レイ姉ちゃんが遊んであげる。行こう。』

レイちゃんに誘われてプールに向かう。もちろん、俺はかすみに抱かれて。おお!プールは、美人でいっぱいだ。あれっ、美人さんたちの前を通り過ぎていく、着いたところは、幼児用のプールだ。深さ20cmほどの水が溜まっている。ヤクザが襲ってくる前に体力を消耗しない為には、ちょうど良い。

俺は最近できるようになった「おすわり」で、水のなかに入れられた。バケツとか、スプーンなどのおもちゃを渡さた。これで遊ぶのかあ。参ったなあ。何をすればいいんだ。そんな風に思っていたら、レイがスプーンで、俺の頭から水をかけてきた。うわーっと言ったつもりなのだが、口からは『キャー』という音が出た。俺もやり返そうとおもったが、バチャバチャするだけで、上手く出来ない。その仕草とはしゃぎ声が可愛いらしく、かすみも、彩先生もニコニコ笑っていた。

 スイミングではなくて、水遊びだ。でも、楽しい。本当に楽しい。レイちゃんも、けらけら笑っている。ずっと水のなかにいるので、俺は尿意を覚えた。赤ちゃんだから、このままプールの中に出しても、誰も文句は言わないだろうが、やはり道徳心がそれを阻んでいる。恥ずかしいが仕方ない。

『ママ、おちっこ。』

『まあ、ちひろちゃん、オシッコ教えてくれたの?お利口さんね。』

えへ、褒められちゃった。

『レイ、ちひろちゃんがオシッコするところ、見たい。』

ゲッ、、、。

『わたくしも、おトイレに行きましょう。』

ゲゲゲ、、、。みんな、見にくるのかい、、、。オムツの交換は何度も見られてるけど、、、なんだか、すごい羞恥プレイだ。でも、あの男どもがいるわけだから、レイちゃんの安全を考えてたら、一緒が最善だ。

 第三の花園。女子トイレ。だが、全然嬉しくない。便器の前で、パンツを脱がされ、かすみに後ろから抱えられ、用をたす態勢にさせられた。レイちゃんが興味深そうに観察している。科学者の目だ。彩先生は、嬉しくてたまらない様子。どSの目だ。『ちひろちゃん、シーーー。』

彩先生に、からかわれながら、俺は尿意に耐えられず、オシッコをした。

『ママ、ちひろちゃん、オシッコ、いっぱい出たね。』

レイちゃんの素直な感想が、余計に羞恥心を煽る。俺は今までの人生で一番、顔を赤くした。

 俺は、かすみの膝の上で、水分補給をした。太陽の光を浴び、ちょっと疲れた。飲みながら寝てしまった。

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